今日は個別訪問の一日でした。
戸倉地域『滝浜』でみなし仮設に暮らす方を訪ねました。周辺には一軒の民家もなく、山の奥にひっそりと建つ住宅に住んでおられます。訪ねてくる人は郵便やさんとクロネコの配達員さんだけだそうです。広報はかろうじて届くものの、被災地の情報もほとんど入ってこないそうです。
訪問をとても喜び、ランチまで用意してくださいました。ご一緒させていただいたひと時は、もてなしに伺ったつもりが、もてなしを受けたひとと時となりましたが、出会った方にとって『もてなすことの喜び』を味わえた時間だったのだと思います。目の前で豆を挽きコーヒーを入れて下さり、語らいのひと時は「あなたが居る(来てくれた)からできること」。ルミちゃんの訪問がどれほど嬉しかったことか・・。
ブログでも度々触れていますが、みなし仮設に暮らす方の孤独感や孤立感には計り知れないものがあります。その思いとともに日々過ごさなければならないことは、自分自身の存在価値を揺さぶります。『誰も来ない』ということは、『世間から忘れられた自分』を認識させられるようなものです。
手製の梅サワー |
午後からは『沼田Ⅱ仮設』を訪問。仕事についている方も多くいるようで、仮設内での交流はほとんどないことから、定期的な個別訪問の必要性も高いところでもあります。
みよちゃんが差し出して 下さった『心』 |
御商売道具でもあるにも関わらず、差し出して下さるその心は優しさや思いやりに満ちています。一つ一つの暖かな思いやりが、人の心を癒します。離れていても出会った方々にHUGを贈られるみよちゃんの姿に学びます。(記:マドフォ)
一人だけで活動を 担って下さいました。 |
優しい心遣に 尊敬します |
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