2012年7月16日月曜日

尊い命の灯

 今日の午前中は個別訪問。マドフォ以外のスタッフは全員お休みでした。
長年南三陸を離れていたある方は、病気のため宮城県に戻ってこられました。近隣市で入院し退院して間もなく震災。久しぶりに戻ってきた誰もいない実家で一人暮らしを始めて直ぐのことだったそうです。

「内科の病気は初めて」だったそうです。病名は「ガン」、勇敢に戦っておられます。戦う秘訣は「自分に負けないこと」と仰っていました。「自分に負けないよう頑張ってきた。・・・ちょっと頑張りすぎた」と、危機一髪でOpeだったことを振り返っておられました。
「あんた、よく来てくれるね。嬉しいよ」と、毎日が日曜のような日々を過すことの苦痛感から、しばしの解放感を味わわれたそうです。この方の命と生きる力に感謝!
*(ご本人の了承を得て投稿しています。)

九州での大雨洪水を観ていて、あの日を思い出す人が多いです。亡くなった方を心で参り、無事だった方に安堵の気持ちを表されます。そして、異語同音で聞くことは「直ぐに逃げなきゃダメだ。戻ったらダメなんだ」です。この地で多くの方が、戻ったことで尊い命の灯を消やしています。体験した方の言葉には、悔しさと重みが感じられます。

HUGハウス拠点に午後来てくださったお客様は、みよちゃんのお姉様。
アメリカに滞在なさっており、震災の影響で日本への帰省が延期になっていたそうです。お姉様曰く、天使のようなみよちゃんは、このお姉様によってトレーニングされたとか・・。HUGハウス訪問有難うございました。

今日は、夕方、夜にと訪問者が続きました。出会いに感謝!(記:マドフォ)

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