2012年12月26日水曜日

今年最後の活動~HUGを待つ心~

オークのメンバーとスタッフ
 昨日より、大学生のグループ「オーク」さんが年末の年始の活動のためにHUGハウス田尻畑に来所。今日から、市内の仮設住宅で子供たちへの寺子屋活動をされます。多くの子供達が良き学びの機会を提供できるといいですね。




 今日は、午前中に歌津地区の名足仮設住宅への「サプライズカフェと個別訪問」を行いました。名足では日頃から自主的にお茶っ子が開かれており、HUGハウスはそのお茶っ子に友好訪問しながら個別訪問を重点的に行うという方法をとっています。今日も、集会室では10人の住人さんたちがお美味しい漬物などでもてなしてくださいました。途中、警察と消防の防災についての話し合いの時間が取られたり、他のボランティアさんの訪問もあったりして集会室内で、ゆっくり内面を話し合う時間や機会は少ないでした。それでも、参加した方の中には「今日は、HUGハウスが来る日だから、待っていたのさ」と嬉しそうに話してくださるKさんは、とても嬉しそうでした。また、「今日は、HUGハウスさんが来てくれる日だから会いに来た・・あんたたちが来てくれたらHUGしてくれるから、HUGしてもらいたくて来たのさ」と語るTさんは、6人もの「流された親戚の事を思い出すと悲しすぎて・・だから思い出したくないの・・でも、夜になるとやっぱり考えてしまう・・やっぱり悲しいんだよ。それくらい、大事な家族だったんだよ・・」と分かち合ってくださいました。「悲しいんだ!」という事をわかって欲しかったのだと思います。最後に涙しつつもHUGをするTさんは、本当に嬉しそうで「来年も待ってるから」との言葉には、悲しさと共に生きている姿が伝わってくるようでした。
 

今年最後の挨拶
他にもスタッフは個別訪問も行い、8人の方と出会いがありました。カフェや集会室には行けないとい方々でした。中には、決して他の人には言えないような苦しい思いを地元スタフに分かち合いながら、自分の大切な思いを確認された方もおられました。
 今日は、HUGハウスの今年のカフェ活動も最後でしたので、皆さんに1年のお礼を伝えながら来年の再会を約束してきました。また、お会いできることを待ちたいと思います。



今年活動収め・・
ようちゃんが都合で不参加
  今日でもって、今年の活動は終了します。地元スタッフも冬休みに入った子供達や家族との時間のため、また年末年始の準備のためにと忙しくなるため、今年の活動を終了し明日から冬休みに入ります。

スタッフ同士で労を労いHUG
活動終了後に、スタッフでHUGハウス田尻畑の掃除を行いました。また皆で1年の労を労い最後にはHUGをしあって終わりました。本当に1年の間に、地元スタッフは多くの出会いを経験しました。自分自身のケアを学びつつ「痛む命に寄り添う」事を学んで成長しつつある姿に、とても感動しました。この地元の方々と一緒に、また新しい年を歩んでいける事を何より頼もしく、そしてありがたいと感じます。スタッフのみなさん、ご苦労様でした。
 また、このHUGハウス田尻畑を心よく提供してくださっている、大家の及川さん家族にも心より感謝申し上げます。本当に、お世話になりました。

 そして、この1年間、この町で出会ったすべての方々に感謝すると共に、皆さんが新しい年を迎え希望を見いだせる力が注がれますように心より願います。
(記:宇根)




2012年12月25日火曜日

心を伝える言葉、コミュニケーションの大切さを感じて

 「これまで、海の仕事ばかりをしていた・・朝、起きてから船に行き働いて帰ってくる、そんな毎日を送っていた・・だから、人とこうした話をしたことはなかった。震災って、大変だったけど、今はすることもなくなって、こうして人と話をすることができるようになったのも、よかったのかも」とある男性が話してくださいました。人と人とを繋ぎ、心を通わせる大事なコミュニケーションを上手に育ててこれなかった事を素直に認めたこの男性の謙虚さに頭が下がります。

 このように大事な思いを伝えあうコミュニケーションを学ぶ機会が少なかったり必要としない環境で育った方々は多いかもしれないと実感します。この震災によって、何も言わなくても良かったという状況から、ちゃんと伝え合うのは必要なこと・・という新しい価値に目覚めていく方々が多くなるのも嬉しいことのひとつです。もちろん、噂や悪口という言葉ではない、互いを生かし会えるコミュニケーションになる言葉でなければならないとは思いますが。
 
 また、ある脳梗塞を患った女性との出会いもありました。話をする機能に支障が出ているようで、言葉を探しながら心の中にある思いと合う言葉を探し探しながらトツトツと話してくれました。思いにあった言葉がなかなか出ず「ちゃんと、言葉が出ないのが辛い・・・」と話すその方は震災直後の思いを十分に語りきれず理解してもらえてなかったようです。当時の苦しさを何度も泣きながら話していました。言葉にした思いをちゃんと受け止めてもらえないのが、如何に苦しいことだったのかを教えてくれる出会いでした。コミュニケーションの大切さ、心のこもった言葉の大切さを教えてくださる、今日の出会いに感謝でした。
 

 今日の活動は、吉野沢仮設住宅への「サプライズカフェと個別訪問」でした。日頃、集会室で自主的な集まりを行っている仮設なので、集会室でのカフェは自主的に任せて個別での出会いを求めていくという形をとりましたが、私たちが来ているということで何人もの方々が集会室に集まってこられたので、急遽「ワンポイント学習」を行い、簡単なカフェを開催しました。同時に行った個別訪問は3箇所回りました。
 雪のつもる中、なかなか集会室まで出てこられない方々も多いため、今後も個別訪問に力を入れて回っていけたらと思いますが、集まった方々に学びの場の提供にもなるカフェの場も、有意義な時間でもあるようです。仮設の状況や集まった方々の状況に臨機応変に対応できたらと思います。

 午後からは、年明けのカフェの開催案内を行いました。「新しい年にも待っているから」と声かけてくださる方々の姿は、本当に力になります。喜んで待っていてくださる方々の姿に生かされています(記:宇根)

2012年12月22日土曜日

サプライズ&個別訪問 in 枡沢

出会いに感謝
今日の午前中は「サプライズカフェ&個別訪問」で枡沢仮設を訪問しました。ここはいつも集会室がオープンのところです。集会室に簡単にカフェの準備をしますが特に声掛けはせず飲み物はセルフで行う形をとりました。様子を見てスタッフは、集会室に残る人、個別訪問をする人に分かれ、それぞれ出会いを求めて出かけていきます。
普段集会室で出会う方もおられますが、あまり集会室に来られない方、カフェに参加されない方など様々です。それでも個別にお会いすることで集会室では聴けないことや別のお顔に触れたり新しい出会いがあります。
これからはこのような個別の訪問や出会いが多くなって行くことでしょう。
心のケアがもう一歩進むような工夫です。
作品がきれいに飾られて
手作りの作品たち
 午後はフリーで個別訪問です。今年も活動もあとわずか・・・地元スタッフは今日も気になる方や心をかけている方々の事を思い大切な出会いを生きた一日でした。(記:堤)



2012年12月20日木曜日

ケアカフェ心香 in 伊里前小


 今日のケアカフェ心香は、伊里前小学校仮設で行いました。毎回楽しみにしていてくださり、感謝です。今日もワンポイント学習のあと共に心の時間を過ごし、最後にみんなで一緒に祈りました。お別れはいつものように「HUG!HUG!
とっても嬉しかったり、嬉しくて涙があふれてきたり・・・今年1年の感謝とまた新しい年も出会えることを希望し楽しみにし・・・なかなか名残惜しい感じでした。

後片付けを手伝ってくださったり、荷物を車に積む手伝いをしてくださったり、いつまでも手を振って車が見えなくなるまで見送ってくださる姿に「ありがとう。大分ここにも馴染めてきたよ。」「元気になってきたから大丈夫よ」と言いつつも、さみしさや心細さが伝わってくる様子を感じました。これからも大切な出会いを続けていきたいと思います。(記:堤)




2012年12月18日火曜日

グリーフケア 悲しみに寄り添う 1日研修

講師の瀬藤さん
今日はスタッフ研修でした。テーマは「グリーフケア 悲しみに寄り添う 支援」入谷公民館で行いました。講師は神戸にある甲南女子大学の瀬藤さんでした。瀬藤さんは震災で大切な方をなくされた方を支援する「グリーフサポートプロジェクト」http://jdgs.jp/の中で、今年の夏から12月まで東北大学での講師等を勤めています。被災地にも何度も足を運ばれ、支援者のためにも講演を行ってこられています。今年の秋には、HUGハウスのcome&see研修に参加されたこともありました。
 



研修風景
研修は、午前と午後の部に別れ、午前は主に「喪失と悲嘆(グリーフ)について」の概論を学びました。中でも、支援のために知っておきたい事として、喪失とトラウマが違うことや、PTSDと複雑性悲嘆・あいまいな喪失などについて教えていただきました。大切な方を失い悲嘆の中にあるかたの危険因子を見逃さないようにしつつも、悲嘆と回復思考を行ったり来たりする過程が正常である事をしることが出来たのは収穫でした。そして、支援のためには人とのつながりを大事にしつつ、支援者が答えの出ない問に寄り添えるようにしつつ、解決できない事柄については委ねること・祈ることも大事だとの瀬藤さんの考え方には大きな共感を覚えました。


体を動かすワーク
午後は、グリーフケアに携わるスタッフの支援で、セルフケアをみにつけること。対人スキルをみにつけることの2点をワークをしながら学びました。その中で、援助しようと相手に共感しようとすることで生じるコンパッション疲労(共感性疲労)は日頃の疲れの理由を教えていただけたような気がします。そして、実際今の自分のセルフチェックを行いながら、マインドフルネス方式を用いた丹田呼吸方法とボディスキャン、マッサージや手当、ダンス等を持ちいたセルフケアの体験をしました。呼吸や体を動かすことで、思考が絶えず動いている自分から離れ、今の自分を味わい思考に振り回されない時間を経験できたのは有益でした。日々の支援に振り回されない自分を作るための方法を幾つか教えていただけたと思います。
 
 

ロールプレイのワーク
ロールプレイのワーク
そして、最後には、良き支援者になるための共感する力の養うために、傾聴のワークを交えながら、話し手への共感をたもちつつ相手に引きずられない距離感を保つことの大切さを学びました。距離感は難しいのですが、これがトレーニングで養われていけることを知り得たのは嬉しい限りでした。

講師の瀬藤さんと一緒に

午前、午後と長時間にわたって講師を務め、わかりやすくご自分の経験を交えながら話してくださった瀬藤さん、本当にありがとうございました。今日の学びを、スタッフ同士分かち合いながら、また日々の実践で経験することで確認しながら、深めていきたいと思います。(記:宇根)







2012年12月17日月曜日

街という家族をうしなう悲嘆

 今日は、地元スタッフは全員お休み。堤は、ケアの継続のため神戸に出張中。
 
今日の活動は、志津川地区内の仮設住宅を訪問。これまでケアカフェを行っていた仮設ですが、日常的にも住民同士の集まりを集会室にて行っているようなので、今月は新しいう試みとしてカフェを開くのではなく、通常集まっている住民どうしの集まりに参加しながら、個別に訪問して回る予定にしていました。ただ、スタッフの事情で活動に参加するのが一人であったために、訪問できず範囲は限られていましたが・・。

  仮設の集会所に行くと、朝の体操を終えた住民が5人と支援連絡員さんたちがお茶会(上左)を開いており、早速「あがらいん」(はいっていらっしゃい)「私たちの不平不満を聞いてください」と勧められて1時間近く同席させてもらい、いろいろな訴えや不満や、そして過去の思いを話しておられるのを聴かせてもらいました。
 そんな中でも、過去の志津川町の話になると皆、生き生きしていました。近くの復興商店街にかつての志津川の町の写真(左)があり、この写真をみながら、自分の家を探しているとのことです・・。大事な思いのある街が、「このまま残らないのではないのではないか、残る街には人が住める街になるのだろうか??」という不安が強いだけに、暮らしていた町の形を何とか大事にして抱いていたい強い気持ちだと感じました。
 
 
この街では、多くの方々が津波の被害で亡くなりました。多くの方々が家族を失った喪失感に悲しみを覚えています。でも、街全体を失ってしまうのも大きな喪失感であることを教えられます。南三陸町という街、そこに含まれるこれまでのご自身の生活や暮らし、夢、苦悩・・・様々なものを含めて「大切な」ものが失われるた悲しみからの開放が訪れますように、このちで一緒に過ごしていけたらと感じました。(記:宇根)



2012年12月16日日曜日

できること考えできる支援をする~神戸中央教会の一日

教会の前の馬小屋
今日は日曜日、カトリック神戸中央教会へ行きました。今、教会ではどこでもクリスマスを迎える準備の時「待降節(たいこうせつ)」を生きています。
フードバザー
フィリピンの方々のフードバザー
東日本大震災で私たちは被災地で活動をしていますが、世界中では様々な災害や困難な状況の中にあって兄弟姉妹が苦しんでいます。この日は日本にいるフィリピンの方々が自分の国の友のために何かできることはないかと考え、フードバザーを企画しました。「昨日夜の12時まで準備したのよ。」と嬉しそうに話してくださいました。

障がいを持つ方々の施設のショップ
また障がいを持つ方々の施設では、人々の理解を求めたり、運営のために自助努力も大切です。教会では定期的に彼らがお店を出して販売する機会を提供しています。


馬小屋
日本は寒い冬を迎えていますが、あたたかい人の心と救い主イエスの誕生に触れ、ひとりでも多くの方に愛が届きますように。そして一人ひとりが自分の置かれているところで苦しむ兄弟姉妹のために何ができるか。自分のできることを考え実践する事ができますように祈りたいと思います。(記:堤)










2012年12月15日土曜日

HUGハウスからし種 in 神戸

HUGハウスでは拠点が神戸にあったときは、毎月、カウンセリングやスピリチュアルケアの学習を定例で行っていました。
拠点が被災地に移った今は、自分たちで集いを継続しようとHUGハウスの仲間が「HUGハウスからし種」(担当:三木さん)と命名しあゆみ始めています。どうぞよろしくお願いいたします。代表堤が神戸に行った折に集えるメンバーで交流のひとときを持ちました。これまでの学びや関わりを大切にしながら「心の友」としてのきずなを育てていけることを願っています。(記:堤)

2012年12月14日金曜日

宝物の出会いから学ぶ、スタッフ研修

米谷住宅
カフェ風景
今日は、「みなし仮設住宅」の米谷住宅でのカフェ開催でした。1ヶ月ぶりに出会ったOさん、「やっぱり・・・時々、じいちゃんのこと、思い出すんだよね・・・、忘れられないんだよね。まだ辛くてね、こういう気持ちって、おさまっていくんだろうかね?」と話していました。先月のカフェの時にも、未だ見つかっていない夫の話をしようとして泣いていたのを思い出します。悲しみを受け止めていくためには時間がかかるものの、必ず落ち着く日が来ますからと伝えました。揺れ動く思いの中でも認めていける時間を少しづつ味わい、前を向ける力になる新しい発見が見つかるように一緒に歩む事を願いつつ・・・。

終了前のローソク黙祷
カフェ風景
最近も、この住宅から家を再築して引越しをされていく方がおられたようです、一方では「高台移転のための話が遅々として進まず、まだまだ3年もここから動けないし、どうなっていくのかさえ分からない・・」と話す方も居られます。このまま、どんどん差が出ててしまい残される人が出てくるのか・・不安を感じます、誰ひとり取り残されてしまわず、それぞれが思い通りの安心できる家に帰れるようにこ心より祈りたい、そう思います。今年、最後の米谷住宅でのカフェ。集まった皆で、最後は黙祷でそれぞれの思いを祈りとして捧げました、心からの願いを込めて。


三滝堂近くのお蕎麦屋さんで
研修風景
会話の質を高めるために・・
午後からは、定期のスタッフ研修を三滝堂HUGハウスで行いました。昼食を取りながら親睦を作りつつ、昼食後は夕方までもみっちりと研修。
 今日は、これまでそれぞれが頂いた尊い出会いを用いて学びました。毎回、活動後にはその日の出会いを記録として残しますが、この記録は単なる報告やレポートではなく、自分自身を知るためには大切な作業です。今日は、その報告を使い、日頃の会話に見えてくる出会いのあり方や、声かけの工夫、痛む命に寄り添う姿勢等多くの事を皆で話し合いました。スタッフにもたくさんの気づきが生まれたようです、今日のこの気づきを忘れずに、来週からの出会いに活かせていきたいものです。

 
 今晩から、堤は関わっていた方々へのケアのため神戸へ。おしょうも週末から日曜日にかけてケアのため釜石へ出かけます。(記:宇根)







2012年12月13日木曜日

遠く故郷からの訪問者

通信つくり
北側の窓に囲いを・・
今日は、今年最後の通信作りと三滝堂の冬支度の作業がありました。通信はようやく出来上がり、もうすぐ皆さんのお手元に届くことでしょう。どうぞ、楽しみに。三滝堂の冬支度の一部、北側の窓の囲いがやっと終了・・・まだまだやるべき作業が山ほどで、本当に一つ一つ手をかけて整えていく感じに気合が必要・・・。もうすぐ幼子の誕生を祝うクリスマス。貧しい馬小屋に光と優しさが生まれたように、三滝堂HUGハウスにも光と暖かさ保たれているように頑張ります。
  
Wさんの作品

 
Tさんが作っている
牛乳パック椅子

 今日の活動は、震災後に南三陸町から離れて生活を強いられている方々を訪問してきました。

 お一人は、最近自宅を町外に新築して移り住み始めたTさん。お婿さんとお孫さんを津波で亡くされています。以前、ケアカフェで出会った際にも泣きながらその悲しみを分かち合っていましたが、今、新しく家を新築したものの、その悲しもは未だに癒えていないように感じました。仏壇に手を合わさせてもらいながら、寂しさや悲しみを紛らわすために作っているという小物等を見せて頂きました。気持ちを紛らわすという意味では、他に訪問したみなし仮設で暮らすWさんも寂しさを紛らわせるために小物を作っていました。今日も新しい作品を見せて下さいましたが、新しいものが増えて行くのは、寂しさが増していくようにも感じ、複雑です。故郷を離れて生活しなければいけない中、こうして訪問する事が、光と優しさをもたらすものになりますように願います。
持参した歌集をみて歌うHさん
最後にHさんと
午前中は、老人施設に、南三陸町から一人入居されているHさんも訪問しました。「遠く故郷からの訪問者」だと、手を合わせて喜びを表現しておられたのが印象的でした。話をしながら悲しい気持ちも語られていましたが、「周りの人が良くしてくれているからいいよ・・・一人になって歌を歌うと気持ちが出て行くから」と自慢の歌を披露してくださいました。
 悲しみは変わらないですけど、悲しい気持ちだけに囚われないでも居られる、という姿を見せていただけたように感じました。Hさん、ありがとうございました。(記:宇根)