2012年7月22日日曜日

はかり知れない思い

今日は『中の町仮設』でのケアカフェOpenでした。
外出や甲子園野球観賞の方が多く、カフェへの参加は少数でした。
仮設に住み始めてから約一年、皆さんが平穏な日常を取り戻しつつある様子が感じられます。

しかし、話題が震災時のことにおよぶと、「あの時に、なんであんな事が出来たのか?今思えば不思議なの」。ぬかるみに身体が半分沈みながらも、ガレキをつたい数キロの道のりを、自宅に向かって歩き続けたことをお話し下さいました。家族の安否が解らないまま過された数日間や再会の時の感動には、はかりり知れない思いがあっただろうことを味わいます。


近隣仮設に住んでいる方も散歩の途中に、カフェに参加。先の見えない不安はあるけれど、「焦っていても仕方がない」・・と、ある方は、震災前のたった半年の間に、お姑さんとご主人を看取られ、その翌月に罹災。人生の残酷さを、何度も乗り越えて来られた方の言葉には説得力があります。


午後には、コミュニティにおける孤立や引きこもり気味の方などいらっしゃるか等について、情報収集を行いました。えみちゃんご協力有難うございました!
(記:マドフォ)

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