2012年7月21日土曜日

『大切なものほど目に見えない』もの

HUGハウス拠点への今日のお客様。
複数の大学の教授や准教授の方々で構成された、グリーフケア研究を行っておられるメンバーの方々が訪れて下さいました。
(帝京平成大学・札幌医科大学・足利短期大学・東北文化学園大学)


HUGハウスの活動に関心をもってくださり、被災した町に住む人たちの変化の様子や、心のケアを担っている専門的な視点からの気付きなどを報告させていただきました。
町がまるごとなくなり、一瞬にして人生が変わってしまった人たちに多く触れていただき、その現実のただ中にいる、人間の在り様に更に注目していただきたいと思いました。
より専門的な人材を養成されている教育者である立場の方々が、必要ではあるけれど『生産的でない』事柄(心のケア)を、大切なこととして研究してくださることは有難いことです。
『大切なものほど目には見えない』ものを、見えるものとなれるように社会におけるシステム創りに力を注いでくださることを期待致します。HUGハウスを広報してくださいました西城さん、有難うございました。

8時前からOpenとなった『朝カフェ』。三滝堂整備を担って下さっているやまちゃんは、ほぼ毎朝報告のために訪れて下さいます。今日はお休みにも関わらずいらして下さいました。

毎週土曜日に横浜から南三陸にボランティアに訪れている結城さんは、慈愛(めぐむ)さんを案内して来てくださいました。
主に漁業とダイバーのボランティアを担ているお二人です。
さまざまなボランティアの働きがあるものの、南三陸町でのボランティア受け入れは『ガレキ撤去』のみとなっています。独自で活動を継続するには、人と人ととの繋がりと、自らの意思が必要です。尊い働きを担うお二人に、尊敬いたします。

最近特に大工仕事で忙しくされている長さんは、五右衛門風呂用に廃材や木屑を持ってきて下さいました。今日から報告会のため地元に戻られる前に、配慮してくださいました。長さんの思いやりに支えられてます。
(記:マドフォ)

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