2012年7月15日日曜日

「忘れない」を生きる存在の力

『吉野沢団地仮設』福幸(ふっこう)会館でケアカフェOpen!
昨日来られた、リピーターボランティアさんの和ちゃんもカフェに同行しました。

前回は「しらうお祭り」でカフェが合流しましたので、こちらの集会室使用は二回目です。集会室は今年の春に建ったばかりです。昨年夏からのカフェ継続も冬の間は個別訪問だけで、カフェは一時休止していました。


84戸からなるこちらの仮設では、多くのボランティア団体が関わっていましたが、震災から一年が過ぎると支援が激減したそうです。「やっと集会室が出来たのに、去年とは全く違う」と寂しそうに仰っていました。
仮設の敷地内に設置された福幸サロン(テント)には、同じ顔ぶれが集うだけで、日頃会わない人と出会えるケアカフェは皆さんにとって尊い時間のようです。「訪ねて来続けてくれることがうれしい」と、一人一人にとって豊かなひと時であったようです。

昨年8月イベントと合流した初カフェ
丁度荒さんが後ろに写っています

昨年8月に初めてこちらでカフェを開催した際に荒さんが一緒に来ています。数名が荒さんのことを憶えていて、再訪をとても喜んでおられました。「忘れない」を生きて下さる存在が持つ力は、「さまざまな落胆の中にある人にとっての救いの光」だということを感じます。


今日一日、雨が降ったりやんだりのお天気。午後からは、菊畑の雑草抜きや活動終了後の振り返り、空っぽになった食材の買い出しにと・・それぞれの時間を過しました。

三滝堂チームは今日明日とお休みです。(記:マドフォ)

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