2012年7月18日水曜日

地元スタッフの健気な働き

今日の午前中は『波伝谷仮設』での定期ケアカフェOpenでした。
切り立った高台の上に位置するこちらの仮設では、一度降りると急な坂道を登るのに一苦労するような場所にあります。車がない方にとって食料の調達は、移動スーパーと近隣者が便りです。

ケアカフェ開催を心待ちにして下さっている方々との出会いでは、「誰にでも話せることでない」ことをお話し下さいます。「私の目、トロンとして生きてないでしょ?自分でわかる・・」と、心の引っかかりとなっているものを丁寧に聴かせていただきました。やがて表情が活き活きと、「目に力が入ってきたね。自分でわかる!」と魅力的な笑顔に変わりました。

8月、波伝谷での開催はお休みです(お盆と重なるため)。一同が「え~~っ!寂しい!会いに来て・・」と期待してくださいます。たとえ僅かな変化であっても、この一瞬の心の開放感が、先を生きる力となっていることを味わいます。

午後からはスタッフの身体的ケアをおこなって頂きました。
先生から「どなたも、とても疲れてますよ」と、コメントがありました。地元スタッフの皆さんは、ご自身が罹災されており、夢中でこれまでの日々を過ごして来られました。そしてご自身の心のケアをしつつ、出会う人々への『傾聴』を担って下さっています。スタッフ皆さんの素晴らしい、健気な働きに涙がこぼれそうです。尊い働きに有難うございます。

三滝堂では、家から沢までに階段を作ったり、倉庫の整頓と大量のゴミだし・・と、炎天下のなか作業を行ってくださいました。有難うございました。
 (記:マドフォ)

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