2012年8月27日月曜日

痛む命に寄り添う傾聴 in 聖心の聖母会



聖心の聖母会 名古屋修道院で「傾聴の研修会」をしました。
  昨日名古屋での「カトリック医療学生関連セミナー」終了後、修道院に移動し休暇も兼ねてお世話になりました。私たちをもてなしてくださり、心地よい休みの空間と時間を与えてくださり院長のSR高良、修道院の姉妹の皆さん、ありがとうございました。
 

研修風景
「アイコンタクト」

 今回の研修会の企画は、「come&see研修in南三陸」で2回南三陸に来ていた SRあきえとの出会いによるものでした。修道会や教会では日常的に病床訪問などを行っています。信徒の方にも、ぜひ傾聴の基本的を活動報告を交えながら伝えて欲しいとの願いが実現したものです。
修道院の応接間を
使って研修
 研修会は、修道院を使って行われました。参加者は、北城教会の信徒の方が5人とシスター2人の計7人でした。研修内容は、日頃から南三陸でも大切にしている、「沈黙」「アイコンタクト」のワークも行い、傾聴のために必要な学びを確認しました。また、傾聴の学びには、そのノウハウを学ぶ事と同時に、実際に聴いてもらう体験が大切でもあるため、互いに分かち合える時間も考慮しました。

研修に参加した皆さんと

研修終了後、テーブルを
囲んでの分かち合い
 参加者の中には「戦後の思いを分かち合いながら、なかなか話せなかった思いを語れたこと、それを受け止めてもらえた事に(まさに傾聴の体験)歓びを感じた」と感想を分かち合ってくださいました。企画したSRあきえも、実際に日頃聴いているつもりでも、ついつい自分が話してしまうことが多いことやそのようなことに気が付けるようになりたい。と話していました。

 企画してくださった、SRあきえ、ありがとうございました。
そして、参加された皆さんが、日々出会う方々の心に寄り添える自分を育てていくことが出来ますように心より応援しています。(記:宇根)




1 件のコメント:

  1. 聖心の聖母会の林です。
    先日は、名古屋で傾聴セミナーを行っていただきありがとうございました。
    このローカルな場所で、地元の共同体メンバーと共に、傾聴の情報やワークを共に体験できたことはとても意味深いものでした。
    また、いつかこのような機会があるといいなと希望します。
    ありがとうございました。

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