オークのメンバーとスタッフ |
今日は、午前中に歌津地区の名足仮設住宅への「サプライズカフェと個別訪問」を行いました。名足では日頃から自主的にお茶っ子が開かれており、HUGハウスはそのお茶っ子に友好訪問しながら個別訪問を重点的に行うという方法をとっています。今日も、集会室では10人の住人さんたちがお美味しい漬物などでもてなしてくださいました。途中、警察と消防の防災についての話し合いの時間が取られたり、他のボランティアさんの訪問もあったりして集会室内で、ゆっくり内面を話し合う時間や機会は少ないでした。それでも、参加した方の中には「今日は、HUGハウスが来る日だから、待っていたのさ」と嬉しそうに話してくださるKさんは、とても嬉しそうでした。また、「今日は、HUGハウスさんが来てくれる日だから会いに来た・・あんたたちが来てくれたらHUGしてくれるから、HUGしてもらいたくて来たのさ」と語るTさんは、6人もの「流された親戚の事を思い出すと悲しすぎて・・だから思い出したくないの・・でも、夜になるとやっぱり考えてしまう・・やっぱり悲しいんだよ。それくらい、大事な家族だったんだよ・・」と分かち合ってくださいました。「悲しいんだ!」という事をわかって欲しかったのだと思います。最後に涙しつつもHUGをするTさんは、本当に嬉しそうで「来年も待ってるから」との言葉には、悲しさと共に生きている姿が伝わってくるようでした。
今年最後の挨拶 |
今日は、HUGハウスの今年のカフェ活動も最後でしたので、皆さんに1年のお礼を伝えながら来年の再会を約束してきました。また、お会いできることを待ちたいと思います。
今年活動収め・・ ようちゃんが都合で不参加 |
スタッフ同士で労を労いHUG |
また、このHUGハウス田尻畑を心よく提供してくださっている、大家の及川さん家族にも心より感謝申し上げます。本当に、お世話になりました。
そして、この1年間、この町で出会ったすべての方々に感謝すると共に、皆さんが新しい年を迎え希望を見いだせる力が注がれますように心より願います。
(記:宇根)