2012年8月23日木曜日

自分自身と向き合う


カフェの後に全員で
   
  今日の午前中は、歌津地区の港仮設住宅でカフェを行しました。


子供たちと

 今日も、うだるような暑さです。「昨日の夜も、11時ころまで暑くて眠れなかったよ」とカフェに来られた方々の話に、改めて仮設住宅での生活の厳しさを教えられたようでした。カフェには子供たちの留守の間に、お孫さんたちの世話をする方々が来てくださいました、もちろん可愛いお孫さんたちも。通常のケアカフェとは違って、自己表現の多彩な子供たちを中心にカフェが進む感じでした。それでも、炎天下の中での子守ではなく、ひと時暑さを感じずにゆっくりと過ごせたのではないかと思います。

 カフェ終了後に地元スタッフの一人は、互いに遊びながらも思いっきり泣いていた小さな女の子の姿に、自分と親の関係を感じ、「思いっきり表現できること・それをゆるせることの大事さを感じた」と分かち合ってくださいました。カフェや個別訪問で、他者の心に耳を傾ける中から、自分に向き合う事が起こります。そのたびに、気づいた自分に誠実に、正直に向き合い自分を受け入れていく作業が「傾聴」の大事な学びだと感じます。
懸命に耳を傾ける地元スタッフ

 午後からは、個別訪問をおこないました。
(記:宇根)




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