今日のHUGハウス拠点に訪れて下さったお客様!
震災直後、救援部隊が速やかに人々の元にくることができるよう、数時間かけて山や瓦礫の中を徒歩で重機が置いてある場所に向かいました。
「避難してる人たちの食料は、あっという間に尽きてしまうだろう・・。一刻も早く、道を確保し救援物資が届くようにしなければ・・。」その思いで、道なき道を進み続けました。
なだれ込んでくる泥や瓦礫のなかを、自衛隊車両を目指して道を確保しました。自分たちの働きを、決して自ら語ることのない『静かな勇者』たちのお一人です。
3.12の志津川 |
今日、訪れて下さった阿部さんは、静かな勇者のお一人です。久しぶりにHUGハウスを訪ねて下さいました。重機を使うお仕事ですから、現在は忙しい毎日を送っておられるとのことでしたが、こうしてHUGハウス拠点が変わらずに留まっていることの意義はこうしたところにもあるのだなと思います。
午後からは、スタッフ3名とも『自然の家仮設』を訪問。
『わカフェ』で出会ったある方は、震災が起こったことで他県から来た人や、年代の違う人、特に地元でありながら新たな出会いとなった方との繋がりをとても喜んでおられました。
喪失の中で、見出された光は、この方の内面に輝いていました。
以前何度かブログでもご紹介している、SKC(自然の家かあちゃんクラブ)を訪ねました。
ライフラインが一切不通の仮設の一室を使用。涼める場所を室内で移動しながら、作業を続けておられます。「あんた、いっつもいいタイミングに来てくれるね!」と、笑顔が広がります。「ここで皆とこうして居ることが、掛け替えのない時間」であると仰います。
いぜん、「みんな大切な人を失っているんだ」と伝えて下さったことがあります。訪問を迎えて下さる笑顔は『宝もの』のように、訪問者にとって大切なものです。出会いを有難うございます。
(記:マドフォ)
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