2012年9月10日月曜日

地道な活動の積み重ね


地域のコミュニティーセンター

カフェの風景
今日の活動は、午前中カフェ、午後には戸別訪問でした。

 カフェ開催場所は、津波の被害を受けなった地域のコミュニティーセンターで行いました。すでに何回かカフェを行っている場所でもあります。自治会会長さんが、事前に各戸にチラシを配布してくださる協力もあり、参加者は14人にもなりました。心のケアのためのカフェであるという認識をもち開催を期待している、という事が参加された方々から伝わってきます。
カフェの中で・・
  
多くの参加者で賑わいました
もちろん、カフェに参加する皆さん全員が、「今日話したい、聴いてほしい」ということはないかもしれません。或いは、かならずしも、カフェの中で内面を語れるというわけでもないかもしれません。それでも、HUGハウスのカフェでは、心のケアという言葉が当たり前に使用され、そして希望すればしっかりと話を聴いてもらえる・・そういう活動の地道な積み重ねが大事なのだろうと考えます。 参加者や地域にも、心のケアという事への意識が増えていく事を切に願いたいと思いました。 

愛犬と一緒のやまちゃん

 午後に行った個別訪問。地元スタッフが訪れたのは、先月まで三滝堂HUGハウスの改修にあたってくれたいた、やまちゃん。今は別の仕事が始まっていますが、元気に迎えてくれました。愛犬がとても可愛かったようですが、震災以来、愛犬も体調を崩してしまっているようです。震災は人間だけでなく動物にも影響を与えているという実感を持ってしまいました。

 また別の訪問先では、訪問した地元スタッフが心のケアの活動をしている事を紹介すると、「これからは、こういう心のケアが本当に必要になってくる」と活動への理解を示してくれていました。とても有りがたく思いますが、それだけに私たちの向き合い方を、何時も研鑽していかなければいけないと感じます。
 将来、この町自体がきっと変わっていけることを信じながら・・・。(記:宇根)
 
 
 

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