2012年9月28日金曜日

心の復興にはまだ長い道のりが

  今日からハグさんと、おしょうさんは「スピリチュアルケア学会」(於:京都)への参加と神戸での報告会・ケアのために出張です。帰りは10月3,4日になります。この間は、地元スタッフのみでの活動になります。

 今日、28日は、地元スタッフだけでの活動。以下にえみちゃん、るみちゃんの報告を記載します。
荒れている海
「今日は、南三陸町はあいにくの雨で気温も寒い位でした。ハグハウススタッフの3人での個別のお仕事で朝は雨なので訪問する場所を海が荒れてて怖いので全く別の登米市の仮設住宅と登米市のみなし仮設と廻館仮設に行って来ました。
まずは荒れている今日の怖い海の様子・・。戸倉に行こうとして海の恐ろしさに引き返して来ました。穏やかな海が今日は、一変して道路にも水しぶきが上がってました。
 また、廻館の77歳の元気なSさんにお話しを聞かせて頂きました。Sさんは「この間町の老人会に参加して普段会えなかった人達と会えて凄く嬉しかった」と喜んで話してくれま
花の世話をするSさん
した。
「なかなか昔みたいに、会いたい時にすぐには会えないから、たまには集まりも必要だね」と語ってました。普段の趣味はお花いじりと釣りと元気に話してくれましたが「新築して5年目に建てた家を津波に流されたという事は本当に悔しくてたまらない」と聞かせてくれました。やっぱり時間が過ぎても心の復興にはまだまだ長い道のりだと思います。今日は雨なので大好きな釣りに行けないのでちょっと晴れたすきにお花いじりをしてました」


作業するKさん

心いやす人形

 「登米市の仮設住宅にお住まいの、Kさんにあいました。おじぞうさん作りの発想者、元祖先生・・。お坊さんも作ってみたそうです。おじぞうさんだけじゃなく蟹も。何かしないと」と、始め「人形ひとつひとつに、心を癒されています」と、明るくお話してくれました」
(記:宇根)

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