2012年9月1日土曜日

届けるのは私自身の存在

今日の活動は、終日個別訪問。

カフェにも行っている
仮設住宅・・・暑い一日
  
手のひら地蔵を
喜ばれたSさん
地元スタッフの2人、えみちゃん・るみちゃんが枡沢仮設住宅、廻舘仮設住宅を訪問し行いました。

 訪問先の1件では、昨日届いた「手のひら地蔵」をお届けしました。 前回、お渡しできなかったために、今日になってしまいましたが受け取ったSさんは、大変喜ばれていました。
 Sさんが、とても喜ばれたのは、「手のひら地蔵」と同時に、訪ねてきてくれた二人の存在も大きかったのでしょうと思います。届いた物と、届ける人の存在、この両方が「喜び」につながるプレゼント・・・、しっかりと、出会う相手の事を思いつつ訪問する、この意識が尊いプレゼントとしての存在になれるのだと教えられます。

友人とモクモクランドで

  また狭い仮設住宅から離れ「モクモクランド」に場所を変えて、ゆっくり自然を味わいながら話を聴く出会いも持てたようです。生活の場から離れ自然に囲まれた中での出会い・・震災以前は、すぐ近くに住んでいた友人と改めて環境の良い場所で過ごせた時間は、癒しと解放の時になったでしょう。
結城さんと一緒に
夕方には結城さんが、田尻畑のケアカフェ心香を訪問してくださいました。週末に横浜から来て、一日ダイビングをしながら海底の掃除をするボランティアを日帰りで続けている方です。南三陸に来るたびに、ここ田尻畑のケアカフェ心香に訪ねてくれます。日帰りという過酷なスケジュールでも続けてこれる力は何か、聞いてみました。それに対して、結城さんは、最初の頃の「ボランティアの出会いが今も引き付けさせてくれる」と教えてくださいました。
仮設近くの美しい海岸線
  人に出会う、人と繋がる・・出会いを刻み続け、忘れたくないを生きる結城さんに、とても嬉しくなりました。ありがとうございました。
 今日、HUGさんは、「臨床パストラルセンター」関西ブロックが開いた「オリエンテーションワークショップ」(滋賀県)に参加、講師を務めました。明日は、「京都自由学校」での研修会に講師として参加します。
(記:宇根)




  

 

0 件のコメント:

コメントを投稿