2012年9月13日木曜日

1年半経った今だからこそ感じる



もうすぐ誕生日のTさん

中学校内の仮設
今日は、午前中地元スタッフ(すみちゃん)と歌津方面の仮設住宅への個別訪問と次週のカフェの調整を行いました。 
 仮設住宅では、90代のTさんを訪問。もうすぐ誕生日を迎えると喜んでいたTさんは、快く迎えて話をしてくださいました。Tさん、ありがとうございました。
  
世話をしてくださる方の自宅を訪ねて
  他にも、活動は他の地域の個別訪問と大上坊という地域のカフェ開催のための調整も行いました。大上坊は国道より数キロも入った場所にある集落ですが、その手前にも津波の痕跡があります。海が全く見えない場所だけに、突然のように津波が押し寄せてきても不思議じゃないように感じます。集落がある奥までは津波は押し寄せることはなかったようですが、様々な影響を受けておられるようです。カフェの開催が、支えの一つになることを願っています。

大上防地域の集会所
 今日、出会ったある女性は、津波で流された友人たちの事を思うと辛くなり、体調の変化にまで現れてきていると言われていました。「なんだか、今になって辛くなってきているけど、友人たちのためにせめて同級生同志で集まって供養をしようと思っている。それだけでも、少しは楽になるんじゃないかと思って・・・」と、震災から1年半が経った今だからこそ、感じ始める思いや痛みがあるのかもしれないと思います。時間の流れにそって人の心が動くとは限らないことを肝に銘じたいと感じました。(記:宇根)











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