2012年6月6日水曜日

現実を生きることの大切さ

もぎ取られた線路
今日のHUGハウス。現地のスタッフは個別訪問を担って下さり、堤、マドフォと釜石から合流した宇根3名は鹿児島へ向かいました。

淡々と出来ることを続ける
東日本大震災から一年が過ぎ、乗り越えても乗り越えても課題は尽きず、そうした中で辛さが深まる人、できることを淡々と行う人、与えて頂いた新たな出会いを恵み感じている人、人の回復の道のりはさまざまです。
起こってしまった未曽有の大災害、復興と云われているけれど、町の復興なのか?人間の復興なのか?そのどちらでも在るはずですが、見渡す限りの破壊の景色とその壮絶な体験をした方々・・。町も人も、そう簡単に復興に至れるものではないのが現実のように感じられます。

津波の威力
町を創り上げるのは人であり、一人一人の意識です。被災地においての現実を伝える必要性を感じていますが、訪れた鹿児島でも桜島の大噴火が過去に起こっています。

人間の力ではどうすることも出来ない出来事であっても、その中で生き続けなければならないのが人間でもあります。
10m以上の木にタオルケット
過去の出来事に学び、より良い人と人との関係性、人と自然との関係性を見いだし、それを実践しながら生きることに、命そのものの意味を見いだすことができるのかも知れません。
 (記:マドフォ)

*町の様子は2日前に撮影した写真です。



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