15日からボランティア活動を続けて下さった松田さんは防災に関わる仕事に携わっており、天災は避けられなことであっても、今回のような悲劇を繰り返さないために、今日本が「考えなければならないことや、取り組まなくてはならないこと」等を、出会いを通して見つめさせていただいたようです。
波伝谷では多くの方が亡くなっており、「今頃になってしんどい」という言葉が聞かれるなど、大切な人を亡された方の悲しみが癒される時が訪れることを信じながらの出会いでした。
波伝谷の皆様有難うございました。そして、松田さんご苦労様でした。
午後は岩沢仮設と平成の森を訪問。
大正11年生まれの男性(左端) |
大正11年生まれの男性は、ボランティアに来られた人たちに「地震や津波からどう身の安全を確保すればよいか」と云うことを、伝えて下さっているようです。
この方が住んでいた地区では、ビデオ撮影に気をとられ津波にさらわれた人や、道路が渋滞し車が一斉に波にのまれたなど、逃げることに集中しなければならないことを何度も念を押して話してくださいました。
90年の間、天災や戦争で作り上げては失う人生の連続を振り返られ、これまで生きたことで発見したことは、「人間は、裸で現れ、裸で去っていくものだろう」と積み重ねてきたもの全てを失いながら、「自然の摂理の中で人間は何も選べない。与えられる存在であり、受け取るしかない。」と仰っていました。「貴方が仰ると重みがあります」。今日の出会いに感謝!
*お昼にフードバンクからカフェ応援商品が届けられました。有難うございました。
(記:マドフォ)
お世話になりました。人の心の暖かさが人を支えるのだと、改めて実感しました。有難うございます。
返信削除ご苦労様でした。内面に感じられた思いを大切になさってくださいネ。8月にまたお会いしましょう!
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