2012年6月12日火曜日

震災の影響

6日間責任をもって主体的に活動を担ってくださった地元スタッフの皆さんと久しぶりに合流。
「四季の里」で活動の振り返りを行いました。

それぞれの中に新たな自問自答があったり、自分自身のありのままの姿を抵抗しながらも謙虚に受け入れる作業を行っていたり、癒しの内に働く力とは何であるのか・・を疑問に思っていたり、一人一人の中に蒔かれた種が成長している様子を垣間見る機会を頂ました。


それぞれの自己開示を通して『傾聴』自体を学び、自分を開示して語ることで内面を『語ることのしんどさ』や、暖かく耳を傾けて下さる『存在の有難さ』を共に味わいました。

振り返り後半は、リフレッシュのために自然の中を散歩。自分の足でユックリと歩くことで、道すがら人々との出会いにも恵まれます。

子どもをとるために飼っている雌牛は、昨年の震災以降ショックくを受けてか「(牛に)子どもがつかなくなった」そうです。また、作物への放射能汚染の可能性を懸念する行政からの指導で、干し草を餌に出来ず家計は苦しくなる一方だと話してくださいました。

震災の影響はあらゆる形で人々に影響を及ぼしています。町や自然がより良く回復するためには、まず人間そのものが癒される必要があるのかも知れません。

(記:マドフォ)

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