「志高」横に建っているこちらの仮設からは、家から外を眺めれば変わり果てた町が目に入ります。
津波で大切な家族を亡くされた方、震災以降「泣かない」と決めていた方、仮設に移り住んでからほとんど人と話したことがないという方・・・。お一人お一人が語る言葉に、丁寧に耳を傾けさせていただきました。その方の内面に癒しが訪れるまで、何度も何度も聴かせていただきます。
帰りには、「話してみて少し楽になった気がします」と仰る人や、表情が輝いている人。ありのままの自分を受け止めてくれる存在によって、人は生きる力を育でいることを実感します。
70名以上の方が集いました |
『シルバー人材センター友の会』でのカフェ協力を行いました。震災後初めて集う場にケアカフェの協力要請を頂きました。
津波によって十数名の方が亡くなっておられ、久しぶりに出会う喜びの中にも寂しが感じられました。震災以降センターの活動は休止状態のようですが、「町からの要請を待つのではなく、自分たちから要求していけるように一日も早く活動を再開していこう」と、これまでに幾たびもの苦難を乗り越えて来た人たちだからこそ云える力強い挨拶から会は始まりました。
どこの場にあっても、HUGハウススタッフは傾聴モードにスイッチが入ります。皆さんに飲み物を提供しながらも、出会いのチャンスを逃さない姿勢は「素晴らしい」ものです。
移動カフェで既に出会っている方も数名おられましたが、初めてお会いした方々との出会いも重ねていきたいと思っています。
皆様との出会いの機会を与えて下さいました事務局長の鈴木さん(おもちゃ図書館代表でもあります)有難うございました。
(記:マドフォ)
友の会事務局長の鈴木さん |
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