2012年6月29日金曜日

受け止めてくれる存在

今日の午前は『小森仮設』で2ヶ月振りのカフェOpen!
初めて参加される方や出勤前に来てくださった方がおられました。

カフェ開催時には、震災でのご自身の体験を話される方が多くいらっしゃいます。痛みや辛さを自身の内面に閉じ込めてしまうことは、頑なな自分を作り上げてしまうことにもなり(防衛機制)、人生を生きずらいものにしてしまいます。体験したショックや喪失からの回復には何度も何度も話すことが大切です。

大切な家族を亡くされて一人になってしまった方との出会いをいただきました。カフェに来られることもなく、人を寄せ付けない雰囲気をもっておられました。スタッフは、その方と出会うために声を掛けました。「少し怖い」と思いながらも、そこに留まってくれたことで、その方は語ることができました。その方は、心が少しだけ暖かく感じられたようです。すみちゃん有難うございます。
痛みや苦しみと共に生きておられる人が、自分らしく回復していくには、抱えている痛みを受け止めてくれる存在が必要です。出会った人が心を開けるよう私たち自身が日々研鑽を積み重ねる必要もまたあります。互いに成長させていただける出会いに感謝いたします。

午後はスタッフが分かれての活動。
裕さん、マスター、友美さん
約束していた友美さんとリフレッシュナビ!
行ってみたかったという『おおもり食堂』で食事(看板は友美さんのお父様が作成しました)をし、三滝堂での森林浴(?)。「静かで気持ちがいい」とユックリとした時間を共に過ごしました。

食堂マスタ―作



中瀬町への戸別訪問と『横山仮設』で単独サプライズカフェも行いました。

夕方の訪問者。
今年3月にケアカフェ心香の案内とHUGハウスの活動を紹介させていただくため、ある団体にリーフレットをお渡ししていました。このチラシをご覧になり、数か月の時間を経てHUGハウス拠点を訪ねて来てくださいました。またお会いしましょう!
(記:マドフォ)

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