2012年11月9日金曜日

支え合える関係に、カフェでもスタッフ間でも。



米谷住宅
カフェ風景
今日のカフェは登米市にある、みなし仮設住宅の米谷住宅で行いました。 前回は、三滝堂HUGハウスでの芋煮会をしたために、2か月ぶりのカフェ開催でした。「待っていた」と思いを伝えて下さる方もおられ、心待ちにされているのがよく伝わってきました。心のケアのためのカフェの意識は高く、カフェ内でも個別に話をしませんか?とお誘いすると、グループを離れてゆっくり話をする方も居られ、グループ・個別の両方での関わりを提供できたのではないかと思います。

カフェ内でも個別に・・・
皆で輪になって黙とう
ここ米谷仮設でも、家族を震災で亡くされた方々は多く居られます。震災後になかなか思い切って泣けなかったり、何だかさびしい気持ちを伝えたいと思っておられる方も居られます。今日は、カフェの最後に、参加者全員で輪になり、震災に限らずこれまでの間に亡くなった一人一人の大切な方を紹介し、祈る・・・という事を行いました。

輪の中心にともされたロウソク
この時間が、冥福を皆で祈願するだけではなく、一人一人の大切な方を皆で共有し理解し支え合える関係に成長するための助けになれたらと思います。


 午後からは、定期的なスタッフ研修。今日は、スタッフの間で互いに支え合える関係に成長するためにワークを交えながらの学びでした。痛む命に寄り添っていくための活動を続けていくためには、自分自身のメンテナンスだけでなく、スタッフ同士でも支えあい助け合っていけるようになる事が大切だと感じます。
 今回は、自分が知っている長所

分かち合ったスタッフ同士・・
三滝堂付近を散歩しながら
気分転換するスタッフ
とグループの仲間が気づいている長所を確認したり伝え合うワークを行いました。意外と自分の長所を知るには難しいこと、他者が見ている所に自分では気が付かないところがあることを知りました。そしてなにより、互いが、自分の事に気が付いていてくれ、認めてくれるる仲間であることを実感出来ました。嬉しく思います。もっともっと信頼できる関係に成長していきたい・・そう願いました。そして、この輪の中にもっと沢山の方が入れたらとも・・・。スタッフの皆さん、ありがとうございました。(記:宇根)

研修風景







 

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