2012年11月6日火曜日

カフェの工夫・出会いの工夫・ひとりひとりへの配慮



雨天の仮設住宅で



カフェ風景
 今日の南三陸町は、朝から雨・・・。カフェは、平貝仮設住宅でおこないましたが、あいにくの荒れ模様の為にカフェを訪れた方々は、9人。お知らせが不行き届きだったために、終了後にカフェの開催を知った方もあったり、各戸への声掛けにスタッフが十分に回れなかったりしたのも、参加者の少なかった要因だったかもしれません。終了後の、スタッフミーティングでは各戸への回り方の反省をおこない、今後の工夫を確認しあいました。
 

カフェ風景

 今日も、カフェ開催と同時に、カフェに参加しない方で気になる方々を訪問する事も行いました。「来たいけど、行けない・・・行きたくない」などの声を聴くのも現実です。この当事者の声をしっかりと受けとめ、何が課題でどうする事が必要に応えられるようになるか・・・私たちは考えなければいけないのでしょう。地元スタッフの声を聴きながら一緒に、今できる工夫や方法を考えていきたいと思います。


狭い仮設での生活事情

 ある仮設の方は「せまくて衣装ケースはおけないからね。」といくつかのバックに着替えを入れて「これで全部なの」と話してくださいました。「旅行の荷物じゃなくて、これが日常なの。寝るときはいつもこのソファーに寝てるの。」と教えてくださいました。狭い仮設での生活事情にまた現実の厳しさを思いました。


アリーナ内を見学


カフェ案内を準備するスタッフ

また今日から、come&see研修に、東京から冨部さん、村田さんが来所しました。南三陸での活動の紹介を行い、短い時間でしたが町ナビを行いました。この震災が起こった町の中で、 子供たちやそれを取り囲む大人たちの思いなどに多く触れていきたいと望まれての来所。明日からの出会いが実りあるものになっていきますように願います。現地スタッフは午後から雨の中カフェ案内にまわってくださいました今日も1日お疲れ様でした。(記:宇根)








come&seaの研修風景

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