2012年11月19日月曜日

丁寧な関わりと質の高い傾聴を保つ大切さ




今日の午前中は、個別訪問をしました。訪問先は志津川中学校の仮設です。スタッフは各々に家族を亡くされた方や一人暮らしの方、体調を崩しておられる方を訪問しました。いつもながらに個別訪問の大切さを実感して帰ってきました。「会ったらすぐHUGでした。」とスタッフが訪問すると個別でなくてもその場で自然に『HUG』が生まれるようです。スタッフにとってはそれもとってもうれしい瞬間です。貴重な出会いに感謝します。



午後は童子下のケアカフェを行いました。今日はビーンズクラブ(農家の女性たちのグループ)の作業がお休みだったため参加者は少なかったですが、こじんまりとした雰囲気の中でワンポイント学習を行い、母子像のカード前に亡くなった方々、まだ見つかっていない方々、病気の方々とその家族のために短い沈黙の祈りを捧げました。終わりはいつものように『HUG』「HUG何て久しぶり!!こんなことする機会なんてないもの。」と大喜び、愛と優しさが一番伝わる魔法の『HUG』一瞬のうちに笑顔がこぼれます。
 
 どこへ行っても共通してよく聴かれることのなかに、『始めの頃は涙が出てこなかったけど最近になってよく泣ける泣いている』という言葉を聴きます。感情の表出やグリーフはこれから始まるのだということを今日ここでも確認させていただきました。日々丁寧なあたたかい関わりと質の高い傾聴を保ち続けていく必要をスタッフ一同心に刻みました。(記:堤)

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