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山の神平仮設住宅 |
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掲示していたケアカフェの案内 |
仮設住宅では、住人の集まる機会や場所作りのために、サロン活動の必要性がうたわれ、多くの支援がその開催の手伝いや運営の手伝いを行っているようです。私たちが、行っているカフェは、あくまでも心のケアのためのカフェですが、カフェを利用されている住人の全てに、カフェの意味を十分に伝えきれておらず、理解の度合いも来る方々によってまちまちな事があります。そのために、カフェの雰囲気が違ったり、様々な話題に翻弄されてスタッフも困ったりと・・・難しさを感じています。
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福祉仮設住宅でのカフェ風景 |
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カフェ風景 |
それでも、「心のケア」という事を敢えて言葉に出して伝えたり、紙面にして一緒に確認したりしながらも、この地元に「心をケア」という言葉やその意味、それを生きる事等が浸透していくのを地道に続けていく事の大切さを感じます。最近のカフェ案内では、掲示されるチラシに、あえて「心のケアのため」という活字を大きく載せたりもしながら・・・(写真右)
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網の修理をしている所へ コーヒーデリバリー |
今日は、山の神平の一般仮設住宅と福祉仮設住宅でカフェを開催しました。一般住宅でのカフェには、 6人。福祉仮設では7人の利用でした。一般住宅では、網の手入れをして いて集会室にはこれない男性へのデリバリーも行いました。カフェの時には、テーブルによってはグループでの分かち合いになったり、マンツーマンで話を聴けたりという形でした。全員の思いをしっかりと受け止めるには限りがありましたが、それでも、中には、あかるく振舞っていた女性が「不安で寂しかったの」とHUGしながら涙されるような出会いが生まれたり、ある男性は
「心の支援が一番大事・・・いいにしても悪いにしても、自分の話を最後までしっかりと聴いてもらえ ることが、どんなに嬉しいか・・・話している内に、どんどん心が広がっていくようだ」と感想を述べてくれることもありました。
最後に一般仮設の方々と福祉仮設住宅の方々と集まり、震災やこれまでに亡くなった大事な方を思い出し、心を合わせて黙とうする時間を持ちました。すくなくとも、内面を意識するきっかけに繋がったらと思います。(記:宇根)
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