2012年10月26日金曜日

come&seeで触れた美しい町と人


神割崎を見学

美しい三陸の海
今日は、come&see研修の最終日。午前中、スタッフと共に、神割崎の見学と、神割崎仮設住宅への訪問を行いました。研修の一人、土屋さんは前日も他のスタッフと見学に来ていましたが、今日の神割崎の海の表情に違いを感じたようです。今日の海はとても美しかったです。スタッフのすみちゃんは、南三陸の美しい場所も見てほしいとの願いから、今日のコースを考えていたようです。お二人とも、美しい海にとても喜ばれていました。
新鮮な海の幸を

神割崎仮設住宅の方々と

 また、近くの神割崎仮設住宅にも立ち寄りましたが、集まっていた住人の方々に受け入れてくださり、被害に会われたにも関わらずに前向きに思いを変えようとする気持ちにも触れることが出来たと思います。最後に、再開した魚市場により見学させていただきました。豊かな海の幸に、この地の豊かさをさらに味わえました。

お別れの前にHUG
 震災の被害と悲しい経験の詰まった町や人だけでなく、こういう「自然の豊かさと人間の強さを持つ南三陸も忘れないで欲しい!」と伝えたかったスタッフの思いを、忘れないで生きて欲しいと願います。土屋さん、松村さん、ご苦労さま、そしてありがとうございました。
 
講座内容
夕方より、宇根は仙台で行われる「悲嘆講座」に出席しました。連続講座で、今日は「家族が行方不明になった時」という内容での講座。特に印象深かったのは、行方不明になっている家族の感じる喪失感には、『あいまいな喪失』があるという事でした。日頃出会う方々の中にも、この苦しみに心痛めている方も大勢居られるだけに、この心の痛みについては、とても身近に感じ理解を持つ必要性を感じました。
 今後も、HUGハウスとしても学びを続けて行きながら、町の方々のニーズに応えていける存在になっていきたいと願います(記:宇根)





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