2012年10月1日月曜日

神戸の仲間に支えられて

社会活動センターのスタッフ
今日、宇根と堤は神戸で個別訪問と個別ケアの一日でした。8月に神戸の住まいを引払い、被災地に引越をして住まいがなくなった私たちですが、神戸滞在中は、所属教会である、カトリック神戸中央教会のゲストルームを借りて活動しています。また活動するに当たり、同敷地内に在る社会活動神戸センターのスタッフに車を借りたり物心両面でのサポートをいただきながら動いています。とてもありがたく感謝しています。

 この教会は阪神の震災の時に現地救援本部でした。堤と宇根も震災の時にここでボランティアをしていました。また現地救援本部は震災1年後「カトリック社会活動神戸センター」として体制を整え、震災から今も活動を続けています。ニーズや体制は変化していますが、息の長い支援を続けているからこそ、わたしたちが今被災地で生きていること、その良き理解者です。神戸を離れていも切れることの無い関係ときずな、忘れられることの無いあたたかい友情に心から感謝しています。同じようにこれから私たちも南三陸の地で気づいて行きたいと希望しています。(記:堤) カトリック社会活動神戸センター



ハグさん、宇根さん研修会お疲れ様です 南三陸町は台風の影響も少なくホッとしてます。まずは台風一過の雲の様子です。  凄く気持ちの良い天気で心のモヤモヤも忘れさせてくれるようでした。
みんなの心も秋晴れみたいにすがすがしい気分で いれたら良いなぁ~としみじみ思いました。

今日の活動はすみちゃんと恵ちゃんが入谷小学校へのカフェ案内と岩沢仮設へのカフェ案内、波伝谷への個別訪問を行いました。
私とようちゃん、えみちゃんトリオは午前中が自然の家仮設への個別の訪問に行って来ました。

私がお話しをした80代のMさんと言うお婆ちゃんは震災で20代のお孫さんを亡くして居られてその1年後に旦那さんを亡くされて何もかも嫌になった時期があったと淡々とお話しを聞かせてくれました。でも、唯一良かった事は亡くなったお爺ちゃんが震災後に癌が見つかりホスピスで最後は死にたいって言っててそれを叶えてあげれた事がお婆ちゃんの中では最後のプレゼントだったんだと涙ぐみながら話して下さいました。
えみちゃんとMさんと私です。
1時間半をかけて一生懸命お話しを聞かせてくれて本当にありがとうございました。私も優しい気持ちになれたMさんとの出会いでした。今後も継続的にMさんに寄り添ってあげたいと思ってます。
  えみちゃんとようちゃんはGさんと言うカフェで知り合った女性から話したいから来てと誘われてGさんが抱えて居る怒りを受け止めてあげる事が出来ました。午後からは登米市にある若者体育館にある仮設住宅でHさんと言う旦那さんを亡くされた女性と震災を共にしたワンちゃんと一緒に過ごして来ました。Hさんと今は、亡き旦那さんの分も愛情を注がれて居るペットのワンちゃんです。
添付に写メをつけましたので見て下さいね。宇根さんもハグさんも体調には充分注意して気を付けて帰って来て下さいね。地元スタッフは明日は全員お休みです。(記:ルミ)

現地スタッフの皆さんお疲れさまでした。今日もいい出会いがいただけて良かったですね。ゆっくりお休みください。

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