2012年10月6日土曜日

大切な家族を忘れないために


荒砥仮設住宅の談話室

通信発送作業をする
スタッフ
「震災の思いを忘れないようにするためには、震災で被害を受けた建物を残す必要があると思うよ・・・賛否は両論だけど、自分にとっては忘れないためにも必要だと思う」 と、今日出会った男性が話してくれました。震災時には、避難所に逃れ危うく津波にのまれそうになった経験がある彼からは、記憶に残す大切さをとても強く感じているのが伝わりました・・・。後に聞いたところでは、ご兄弟が津波にのまれてしまい亡くなっているようです。その兄弟を忘れたくない思いもあって、強い望みを抱いているのかもしれない、そう感じました。忘れたくなほどの大切な家族・・・、その思いを忘れない工夫が多くあることを望みます。

カフェ風景

カフェ風景

カフェ終了後に
HUGで思いを伝え合う
今日は、志津川地区の荒砥仮設住宅でのカフェを開催。地元スタッフの生活している仮設住宅です。前回の開催時に、「心のケア」についてのワンポイントレッスンを行っていました。今日のカフェには住人が11人参加してくださいましたが、談話室内はとても静かで、一人一人が静かに、今の思いを語れている様子が伺えました。しっかりと思いを受け止め合う事を皆で意識しながら参加出来ていたのでしたら、嬉しく思います。
 最後に照れながらも、HUGをし合いました。一人一人を大切にする関係を考えつつも、また仮設住宅での実生活がおくれますように願います。
 今日は、上記活動以外にも出来上がった「通信38号」の発送作業も行いました。春以降、9月までの活動の報告が載っている38号が、もうすぐ手元に届くと思います、どうぞお楽しみに。HPにもアップする予定です。
リピーターのアラさん
が今日から参加

 また、今日から活動にリピーターのボランティアさんで「アラさん」が参加されます、アラさん、よろしくお願いします。(記:宇根)







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