これまで、廻舘仮設でのケアカフェは夏はテントを設置して屋外Open、冬は志高集会室で合同で行っていました。念願の集会室が完成し、第一号で、本日ケアカフェ心香をOpenさせていただきました。
初めて参加される方も多く、およそ一年近く住んでいながら、初顔合わせという方もいらっしゃいました。互いに自己紹介で挨拶を交わし互いの距離感が縮んだようです。
廻舘仮設は、切り立ったような急な斜面に段々畑のように仮設が建てられています。「この坂を下りたところが家だった」という方が数名おられ、道路に出るたびに何もなくなってしまった光景を日々見なければならないことを苦痛に感じておられます。「しょうがない・・と思っても、つい・・」この辛い思いが癒されるよう希望をもちながら共に過ごさせていただきました。
午後からは、中瀬町と自然の家への個別訪問でした。
自然の家では、SKC(自然の家かぁチャンくらぶ)が編み物の真っ最中でした。
さまざまな部落からの集合体だけに、『人が集う場が必要』であると危機感をもった〝三浦さん〟は、得意な編み物を「御一緒に」と周囲に声を掛け始められたものです。
編み方を教えるてもらえることで、不得意な方も参加できたとおしゃっていました。自分や大切な人のために何かを作る作業は、集まる方々にとってかけがえのない時間となっているそうです。
沢山作りすぎた作品を、バザーに出したいとオファーを受け出品。その後、九州からも注文が入るようになったとか・・
初めての訪問にも関わらず、快く受け入れてくださり、有難うございました。
(記:マドフォ)
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