2012年5月15日火曜日

命の言葉

午前中は、『自然の家』で初めてのカフェOpenでした。
これまでは集会室がなく、個別での関わりだけでした。他団体のサポートや社協の運営する「わカフェ」もあり、ケアカフェ心香は入っていませんでした。ボランティアの撤退や、高台に位置する「わカフェ」に行くことが難しい方もいたようです。
心のケアのためのカフェに関心がある方もいるということで、今回の開催となりました。

集まった皆と話をして楽しむ場ではなく『私の語る言葉』に、丁寧に耳を傾けるケアカフェ心香に参加された皆さんは、初めは戸惑いながらも徐々に心の内を語ってくださいました。
それぞれの方が味わった震災時の悲惨さ、必死さ。人生の中で懸命に生き抜いてこられた方の言葉。出会う一人一人の命に感謝!

以前『スモールクワイア』が南三陸に訪れてくださいましたが、今回はそのメンバーの一人であるSr,大野が昨夕ボランティアのために到着。
今日の午後は、みよちゃん・はるちゃんのエスコートによるSr.大野の町ナビを行ってくださいました。目の前に広がる志津川町内の現実を前に、被災された方自身が語る3.11はSr.大野にとって特別な体験だったようです。
「あの日を思い出すのも辛いはずなのに・・・」と、みよちゃん・はるちゃんの命からの言葉をご自身の内面に深く刻んでおられました。
Sr.大野  後列左から2人目
それぞれの働き、出会い、出来事に感謝。

本日夕方には、ホープシーズの寺さんが奥様と共に来られました。ベンチプロジェクトは明日から始動です。

*堤とマドフォは研修会・報告会のため神戸に帰省します。みよちゃん、Sr.大野・寺さんと奥様に見送られて夜には一路神戸へ出発しました。現地スタッフの皆様、現地入りしたリピーターボランティアの皆様、不在中どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(記:マドフォ)

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