2013年6月7日金曜日

弱音をはかずに優しさを生きている人と共に

 今日から、HUGさん、おしょうさん、あきえさんは東京です。明日から始まる「臨床パストラルケア教育センター」の全国大会主席のためです。

 今日の活動は、地元スタッフだけで行いました。

今日は午前・午後とも久しぶりの方々にお会いする機会に恵まれました。

 午前中は、家の仕事と家族との関係の重圧の中で体調を崩しながらも日々の務めを果たしておられる方の心を受け止める時間でした。
 決して他の人には話せない自分の思いや体調について話してくれたのはスタッフにとっては嬉しい限りです。それでも信頼して話してくださるだけに、聴いた重みをしっかりと受けめる責任も大きいと思います。

 午後には、ある仮設住宅を訪問。前々から電話をいただいていた方にやっとお互いに都合がついたので話を聴ける時間を持てました。
 その方は病気も持っていて1人では外にもなかなか出れず、日中はお母さんと二人きりで仮設の狭い中で過ごしています。お母さんにしてみても娘の病気の悩みや生活の悩みなどたくさん抱えてますが、一言も弱音を吐かず自分の事よりも娘さんを第1に考えていて私達が訪問すると言ったら初物のとうもろこしを茹でてくれて居ました。
言葉では何も言わなくてもお母さんの優しさが伝わって来ます。
ホカホカのとうもろこしです。

 訪問が終わって帰る時には「今度はいつ来るの」と寂しそうに見送っていました。
自分がいっぱいいっぱいの気持ちになったらいつでも連絡下さいねと言って帰って来ました。
ただお話しを聴いてあげてるだけでもこんなに待っててくれてる・・・と思うとまた頑張ろうと言う気持ちになりました。

凄くエネルギーは使うけれど、その倍以上に頼りにされる嬉しさや信頼関係が持てる貴重な時間でした。(地元スタッフ:ルミちゃん)


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