2013年6月24日月曜日

相手の中にある力を信じる

 先週、スピリチュアルカウンセラーの資格取得のために研修会に参加していたあきえさんが今日から活動に復帰しました。


 そのあきえさんに朝のミーティング時に、研修の感想を分かち合っていただきました(写真左)。その中で、「話を聴いている時に解決のしようがないような話になった時でも、その人の中に力があると信じて向き合う姿勢が大切だと学んだ」という感想を分かち合ってくださいました。とても大切なことだと実感します。


 今日は町内の仮設住宅と老人施設での訪問を行いました。その出会いの中で、津波に家族が流されてしまった方が「何で、こんなことになったのだろう」と何時も思うと話してくださいました。他のある方も、「何で、こうなったんだろう」と話されていたようです。
 震災で家族が流され亡くなった方々、何もかも流され本当に大切にしてきた価値あるものを奪われた経験をされた方にとっては、この震災・津波の経験は心に何でなの?という叫びを生み出したかもしれません。訪問に行くと、この「何でこうなったんだろう?」という叫びには多く出会い、向き合う側も何と答えたらいいいのか窮する場面も多くあります。そのような時にこそ、その人の中にこの問に向き合っていける力があると信じれるかどうかが問われるのかもしれません。そのような問や叫びに出会う時にこそ、私達の力量を絶えず見直す機会なのでしょう、そのような出会いの時にこそ感謝なのかも。


  今日から通信の発送作業が始まりました。法人格取得後の初めての通信になります。明日以降も発送作業を行い、もうすぐ皆様の手元に届くことでしょう、どうぞお楽しみに。

 夕方には、あきえさんの修道会のシスターレオニーらさんが三滝堂を訪問してくださいました(写真右)。昨年の訪問以来の再訪でした。その元気な姿勢とユーモアに、とても元気をもらえました。明日までの滞在のようですが、予期時間を過ごされますように願っています(記:宇根)


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