2013年3月8日金曜日

変わってきた住人の姿

 今日のケアカフェ心香は、登米市にある米谷住宅(写真左)で開催しました。

 先月からカフェを月に2回に増やし、住人の方々が自主的に集まりを開催していく姿に変わってきています。
 今日も、集会室に到着すると、すぐに住人のメンバーが部屋の準備に取り掛かっていました(写真右)。また、お茶や食べ物の最仕入れも、自分たちで順番を決めて作ってくるようになっており、今日の差し入れも手の込んだ美味しいものばかり・・。

  HUGハウスで行ってきたケアカフェの中で、当初はお客さんのように参加されていた方々が、まるで人が変わったように自分たちで動いていく姿を見ていると、とても嬉しくなります。
 どの顔も、楽しそうで生き生きしていました。自分たちでなんとかしよう・・・自分たち互いに相談しながらも出来ることをしよう・・・、そういう意気込みが、それぞれを生き生きさせていることに繋がるのだと思います。


 地元スタッフは午前中から別れて、南方方面と公立志津川病院(米山病院)への個別訪問に出かけました。

 世帯の多い南方仮設住宅には、南三陸町内のいろいろな所から入居されています。住人の中でも引きこもりにならなように、いろいろな行事や催し物をしているそうですが、それでもなかなか出てこない方々が多いようです。地元スタッフもいろいろな繋がりで訪ねて回りますが、訪ねた先での新たな出会いも得られるため訪問頻度を重ねていくことで、ニーズがもっとみえてくるのかもしれません。
 ある部屋を訪問した際に、部屋に一歩入った瞬間から苦労話を一気にされる方がおられました。外と部屋内で見せる姿の変わりようにスタッフも驚いていました。それほど、周りの目や噂話への警戒があるでしょうか・・・、本当に大きな課題だと感じます(記:宇根)








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