2013年8月29日木曜日

出会いに謙虚に学ぶ姿勢

今日は、地元スタッフはるみちゃんとようちゃん。
二人は、一日かけて隣町の南方の仮設住宅に訪問に出かけていました。
下記に、二人からの報告を記載します。


『今日訪問した先のお宅は、毎日家の中に居るから足腰が弱ってしまったお婆さんのお宅です。「まけて玉るか」この言葉は震災後、自分達の手で浮き玉を基にミニ浮き玉を作って添えてる言葉だそうです。

 その方は毎日変化はないけど生きてられる事に感謝して欲はだせないよと語ってくれてました。また、ご先祖様にも震災でと言う理由で粗末にしたくないから毎日ご飯とお茶とお水はかかさず上げてるそうです。
そして病気で亡くなった旦那様と少しお話しして気持ちが落ち着く事も教えて下さりました。良いお話しが聞けたのでこちらが『ありがとう』を伝えて帰って来ました』(るみちゃん)


 『いつもは耳の不自由な旦那さんと一緒の時にしかお話しできませんでしたが、今日は奥様と二人きりでゆっくりお話しする機会ができました。
年はもう90才、もう自分が面倒みてほしい…でも私が看てあげないと…そう思い、自分を奮い立たせながら看てるんだと話すTさん。旦那さんと一緒の時には決して口にすることはない胸の内…でも、「私は看護婦さんなの」とおっしゃったTさんの笑顔は、どこか誇らしげに、そして幸せそうにも見えました。長年連れ添った夫婦の愛情に触れた出会いでした』



ブロクを投稿する二人
活動終了後に、上記の報告を二人は懸命に作り投稿してくださいました。それぞれの感じた思いを大事に、出会いによって得られる学びを謙虚に受け止めようとする思いが投稿してくれた内容から伺えます。
 るみちゃん、ようちゃん、ご苦労様でした。


 また、今日の午後には三滝堂に訪問者がありました。先日、HUGハウスのメンバーで出席したJCNの「東日本大震災支援全国ネットワーク」の時に、名刺交換したCさんです。HUGハウスの活動やホスピスケアに関心を持たれようです。HUGさんと話をしつつ活動の内容だけではなく、ご自身のいろいろな思いを話せる機会にもなったようです。
 種々の集まりや集いの中で出会うことが活動や繋がりの幅を広げていくということが、今日も味わえました。繋がりがどんどん広がっていけるように心がけたいと思います。

(記:宇根)



















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