2013年8月28日水曜日

また会える日まで・・・出会いに感謝

 この間まで、元気そうに話をし、皆に会いたいと話していたKさんが、もうすぐ旅立ちを迎えようとしています・・・。

 HUGハウスとしても、何度もカフェの時や仮設住宅訪問の時にはお会いしていたKさん。
 よく自室内に通して下さり、美味しい漬物を振舞ってくれました。三滝堂HUGハウスのカーテンを縫ってくださってくださったKさん。
Kさんに会い行く前に皆で確認
津波の時に、波ののまれながらも助かった命を、「せっかく助かったいのち・・無駄にはしないよ。病気なんかにまけてられませんよ」と話し頑張る姿を見せてくれていたKさん。

病室を出てKさんの思い出を・・
今日は、Kさんにお礼を伝えに出会いに行ってきました。また同じ仮設住宅で仲の良かった住人にも声をかけ一緒に便乗して会いに行ってきました。
 みんなが会いに来てくれた事がわかったKさん、嬉しそうでした。もうすぐ帰る事を伝えると、帰るには「早い」と。Kさんに出会いの感謝を伝え、また会える?と聞くと「会えるよ」としっかりと応えてくれたので、嬉しくなりました。未だ未だ出会いは続くんだなと思えて・・・。

 仮設住宅で一緒だった方々も、出会う前とは違って、出会えた後は、「安心した」と分かち合ってくださいました。また、皆でKさんの思い出を話すことも出来きました・・・、良かったと思います。これからの時間、Kさんにとってもご家族にとっても一日一日が大切な時間を迎えることでしょう。良い時間を過ごされますことを、心より祈りたいと思います。


 また、今日は歌津地区の仮設住宅で行われているお茶会に一緒に参加させていただきました。
何時も何時も、美味しい漬物を準備してくださっていますが、今日もナスやきゅうり、セロリの漬物を美味しく頂きました。

参加されておられる方々は、これまでの様々な苦労を乗り越えてこられたかたばかり・・・その時の苦労話しがどんなに輝いて聴こえてきたことか。つけものを漬ける方法や知恵を身につけてきた知恵が、どんなにか輝いて聴こえてきたことか。

 人生の歩みを輝かせて見せてくださったみなさん、本当に有難うございました。(記:宇根)

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