仮設住宅を回っていると、「このまま5年も仮設からでていけないんじゃない?」「自分が生きている間には、仮設住宅から再建した家や住宅にはいけないんじゃないか?」等の声を何人からも耳にしてきました、あくまでも予測で・・・。しかし、その予測が現実のモノになってしまった、そんな説明会だったのかもしれません。その説明を受けて、ある仮設住宅入居している方は、「本当に、どうしていいか・・・、もうどうしていいのか分からなくなっている。・・・復興の歩みを実感できるものが欲しいのに、それがない。もう・・なんともいいようがない」と話していました。本当に前に進んでいける実感がもてない、そのような中で暮らすことがどんなに大変なことなのか。前に勧める実感を持てない、そのような中で希望を持ち続けることがでんなに大変なことなのか。
この町での暮らしを希望しつつも大きく気持ちの揺らぐ日々を過ごしている方が多いようです。
![]() |
さんたろう館 |


時々、活動のためや集まりの為に利用していけたらと思います。


HUGハウスのカフェは、話を聴いたり話したりするのが基本です、ゆっくり話し聴いてもらえる体験によって、色々な心の動きを実感出来る手伝いを目指していますが、今日参加された方の感想に、「もう手芸をするのには疲れた、させられるようで・・、それよりはただこうしてゆっくりお茶をのんだり話したりでするようなものがいい」とありました
。一人一人の心の思いを丁寧に向き合っていく、そのような姿勢を大事にしていきたいと再確認させられたように思います。(記:宇根)
0 件のコメント:
コメントを投稿