今日から、名古屋にあるカトリックの修道会「御心の聖母会」から、SR高良とSRレオニーラさんがcome&see研修で来所されました(写真左)。
今日から、27日までの間、地元スタッフとの町ナビやカフェへの参加等の体験をすることとなります。到着が伸びてしまいバスでの移動に時間がかかったようですが、到着後は疲れた様子も見せずに笑顔での挨拶に頼もしく感じました。
地元スタッフは、ようちゃんとえみちゃんがcome&see研修に参加してくださいました。
今日のcome&see研修は、午後から町ナビを行いました。ナビ役はスタッフのようちゃんとえみちゃん。SRの二人は、メディアで伝えられている情報だけではなく実際に目で見て確かめたいという希望がありましたので、地元スタッフである二人の生活や自宅場所や避難した経過などの説明を受けながら町を観て回る事にしました。
津波の高さを目の当たりにする、戸倉中学校や志津川中学校では「信じられない」という感想でした。フィリッピン出身のSRレオニーラさんにとっては、自国の町が毎年台風で流される風景と重なる思いもあった様で、「どのように援助が可能なのか・・・考えさせられる」という感想を分かち合ってくださいました。高良さんも、同行してくれた地元スタッフが元あった自宅の話しや避難した際の話をしてくださった事に震災の様子が実感できた様です。
come&see研修は、この町に来て、見て忘れないで欲しい・・・と言う意味で行うプログラムです。しかし、この研修の半分は地元スタッフの為にもあると考えています。
今日も、自宅跡を紹介しも、てくださった二人にとっては、自分の被災経験に向き合い自分の今の心の状態に触れる事になったようです。「前までは、家の側に立つと心が重くなっていたのに、今は変わってきた感じがする・・・癒しの道を歩んでいるみたい」と紹介してくれた二人には、自分の心に気がつくよい機会になったようです・・・自分自身の心の変化に気がつきつつ、変われる自分の力を喜べたら嬉しいと感じます。
SR高良さん、レオニーラさん、明日も引き続き良き体験と出会いがありますように・・・。
そして、この出会いが他のスタッフにも良き学びになりますように願います(記:宇根)
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