2013年2月6日水曜日

「心香サポーター」が準備するカフェ開催

  戸倉地区にある自然の家仮設住宅では「ケアカフェ心香」を隔月で開いています。前回、1月末にカフェを開いた際に、参加した住人よりもっと自分たちで集まる機会を作りたい・・という希望がありました。自分たちだけではなかなか出来ないという事なので、HUGハウスとしてこの2月の間、毎週水曜日に定期でカフェを開くことにしました。もちろん、住人の主体的な集まりのためにも、自分たちで部屋を準備し声かけを行いお茶のサービスも自分たちで、というスタイルで。

 今日が、その1回目の日でした。・・・が、朝からの大雪。降りしきる雪に仮設住宅は真っ白(写真上左右)。歩くにも滑ってしまうような状況に開催はどうなる?? と思いながら集会室に来てみると、準備を担当してくださるSさん(「心香サポーター」)がすっかり準備を整え待っていてくださいました。参加者は、一緒にこの集いを希望した方も加わり5人。「こんなふうに、自由に集まりたかったのよ」「今度からは、お茶やカップも自分の分は、持ってこようか・・」「人が少なくても良いの、誰でも来たい時に来たらいいの」「来月になったら、自分たちだけで出来るようになりたいね」と、いろいろ自主的な意見が出ました・・・。もちろん、ケアカフェのルールにしている「ここにいない人の噂話はしないし、ちゃんと守秘義務も守らなければ」とも。
 今後、月末まで開くことになりますが、少しづつでも自分たちでいやっていくという事が自信へと繋がり継続していきますように、HUGハウスとしても共に歩んでいきたいと思います。


  一方、今日は通常の「ケアカフェ心香」を、荒砥仮設住宅で、上記の自然の家カフェと同時刻に開きました。スタッフも別れて参加。こちらも、雪、雪、雪。住人の皆さんが雪かきをしておられました(写真右)

 カフェには、初めて参加する方も居られ、全員で10人の参加。外の寒さも忘れる位、暖かい空間でした。
 カフェはひとつのテーブルを囲む形になり、全員が内面を語れる雰囲気までには行きませんでしたが、隣に座ったスタッフに自分の孫への思いを語ってくださる方も居られました。

 今日は、この荒砥仮設住宅でのケアカフェ開催も、出来るならば自主的に出来る部分を一緒にしていきませんかと、提案をしました。皆さん、喜んで承諾くださり参加者の中から、「心香サポーター」に4人もの方々が引き受けてくださいました。
 今後は、この4人の方々とも一緒にカフェを開いていく形になるでしょう・・・、カフェの準備だけではなく、互いに心を支え合える関係づくりにも関心を持っていただける事も期待したいものです、皆さん、よろしくお願いします(記:宇根)


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