2013年2月14日木曜日

2月の定例スタッフ研修

  今日の午前中は、ケアカフェ開催と以前南三陸町を取材にHUGハウスに来られた方で小説を書き上げた内容に現地の言葉へと編集するという作業(写真右)を行いました。
 午後は、2月の定例スタッフ定研修会の日でした。


 今日の午後の研修の内容は
①日頃カフェや個別訪問に出かける際に、痛む命に寄り添うという意識を、どう作っているかの確認。
②日頃の出会いを記した記録を持ち寄り、寄り添い方や傾聴のあり方を皆で確認する。
という内容でした。

 ①については、スタッフ一人ひとりがカフェや個別訪問を行う前に、意識を持つように工夫している事を出し合いました。スタッフそれぞれが自分なりに、出会いのために自分自身で意識作りの工夫をしている事を知り得たのは役に立ちました。現在、朝のミーティング時に沈黙の時間を持ち、内面を落ち着かせて出発していますが、更にチームとしても互いに確認し合いながら意識作りをしていくことを確認できたと思います。痛む命に寄り添うためにも、その内面に大事に触れるためにも、そして自分の価値観ではなく相手の価値観を教えてもらうようになるためにも漫然と話を聴くのではなく、意識して相手の話に望めるように今後も努力していきたいと感じます。

 ②については、活発な意見交換となりました。自分が出会った出会い方を、スタッフ皆で客観的に意見を出し合う事はとても大きな学びになります。互いを信頼しあって、相手の成長を願い意見を出し合えるようになっていくことで共に成長していけるでしょう。また、自分の知らない自分の癖や思いを仲間の指摘で気づかせてもらうのは、謙虚さを学ぶ機会にもなると考えます。
 先月も同じ方法での学びをしていますが、1ヶ月の間にもスタッフ、一人一人本当に貴重な出会いから学び成長しているのが伺えて嬉しくなりました。
そして、この互いに学べる関係が更に強くなっていきますように願いたいと思いました。スタッフの皆さん、ご苦労様でした。今日の学びが明日以降の出会いに役立っていきますように・・・。

 午前中のケアカフェは戸倉地区にある神割崎仮設住宅で行いました。これまでは、集会室はなく仮設内の部屋を改造して集会室にしていましたので、カフェには狭さを感じていました。この度は、新しく集会室(写真右)が出来上がったので、そこを使ったカフェを行うことが出来ました。十分な広さがあるため、足の悪い方々が多い参加者も安心して時間を過ごせたようです。
 参加者は12人でしたが、スタッフが3人しかいなかったため、話をしたい方に十分に時間を割けなかったは反省でした。それでも、過去の苦労話しや今後の生活への不安、そして仮設から次の生活を考えての重荷・・・等を訴えがあり、話し終わって「すこし気持ちが楽になったよ・・・」との感想をいただけたのは良かったと思います、今後も引き続き集会室の利用させてもらいながらもカフェを続けていきたいと思います(記:宇根)

 

 






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