抹茶・・・ |
作法を学びつつ・・ |
今日、南三陸町の学校ではある避難訓練が行われました。
それは、学校に通う児童生徒の保護者の避難訓練でした。学校にいる児童生徒を保護者が迎えにくる訓練のようです。「児童生徒の迎え」を訓練をしないといけない?と考えてしまいますが、震災当時、子供を守ろうとする学校側と保護者との間にはいろいろな出来事や課題があったようです。そのためにも、日頃から事態を想定して行動を行うことで課題を浮き彫りにし、より安全で安心な行動が取れるように訓練するのだと思います。
二度と同じ事が起きない事を願いたいものですが、余震が続くこの被災地では何時また大きな地震が来るか分からない日々です。それだけに、大きな「不安」に生きている日々が続いているのかもしれません・・・ついつい記憶が薄れていく中だけに、意識を持ち続けていかなければという思いがひしひしと伝わってきます。
学習風景 |
今日は、入谷地区の仮設住宅での「ケアカフェ心香」の開催でした。世話役をしてくださった男性は、カフェの開催のチラシを全戸に配ったようです。仮設間で、誰に配った配っていない・・・等の不平等さが出ないように心配るのも大変なようです。
参加者は、全員で9人。今日は、キャンピングカー(マッシュ)も出動。集会所の中だけでなく、必要あればプライバシーが守れる空間としても利用できるように配慮しての開催でした。以前、cocoタイム(ココタイム)で三滝堂HUGハウスにも来たことのある方も出席されており、既に顔見知りも多く安心した雰囲気の中でのカフェの時間でした。
チラシを見ながら・・ |
今日のミニ学習では特に「守秘義務」という項目について多くの方々が関心を持たれたようでした。お互の大切な心の想いを丁寧に受け止める為には、大事な話を信頼して話してくれた方の信頼を裏切らないこと・・・。また、話した内容を噂話のように広げていかない事などが本当に大事になってきます。今日出会った方々は、小さな仮設間での暮らしの中に、あるいは小さな地域という暮らしの中に様々な生きずらさを感じているのかもしれません。一人ひとりの意識が変わるは当然ですが、地域の中に互を大切にする意識が増えていくためにも、意識ある人が一人一人増えていけたらと切に願います。
COCOタイムの企画 |
カフェ終了後に、以前cocoタイムに主席された方々から、今度は三滝堂HUGハウスの近くの蕎麦屋さん巡りと合わせたcocoタイムの希望があり、早速自主的に企画を始め日程の調整まで済ませる事が出来ました。自分たちで企画してゆくためにもコミュニケーションや互への配慮を使います、cocoタイムの実施が良き学びの機会にもなっていくものと期待したいです。
研修準備をするスタッフ |
(記:宇根)
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