2013年5月23日木曜日

人生という時を刻む

現在、活動の拠点になっている志津川の大雄寺では毎日のようにお葬式が行われています。朝のミーティング時には葬式の準備と重なる日も多く、こんなに葬式が続くの??と、スタッフとも不思議な思いに駆られています。
 みなそれぞれちゃんとお別れやさよならを言える機会はあったのだろうか・・・と思ってしまいます。

 今日の活動は三滝堂HUGハウスを拠点に行いました(写真左)。午前から隣町の登米市内の老人施設やみなし仮設住宅や自宅を再建された方の家を訪問してきました。

  老人施設にはHさんを毎月のように訪問しています。今日も訪ねていくと(写真右)、とても喜んでくれていました。今日、Hさんが紹介してくださったのは、70年近くも一緒に連れ添った「時計」でした。「女学校時代からはめていたの」と話すHさん。70年という時間の流れの中で、いろいろな節目を一緒に過ごしてきた時計は、ご自身の分身なのでしょうか、友人みたいなものなのでしょうか・・・。これからも、ご自分らしい時を共に刻み続けていけると良いなと思いました。


 午後の訪問では、自宅を再建された方の訪問に行きましたが、今日が引越しの日でトラックが荷物を運んでいる所でした。自宅の再建に、さぞ喜ばしい思いだったようです。


 今日も、新しい拠点のための整備を行っていました。

 隣近所の友人や親戚がよく集まる大家さんの家で(写真右)、おやつやお茶を頂きながらの作業です。
 大家さんの親切、ご親戚の方のご配慮を身にしみて感じます、本当に有難うございます。長さんも昨日に引き続き手伝って下さり、今日は部屋の壁を取り付けるところまで来ました(写真左)。何とか拠点らしくなってきました。長さん、昨日に引き続き有難うございました。
 もうすこし手直しをし必要なモノを揃えられたら拠点としてのスタートがきれそうです(記:宇根)



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