自分の住所を書くHさん |
今日は個別訪問の日でした。ケアカフェのない日は、時間にゆとりがあるため、南三陸町内ではなく、足をのばして、お隣の町登米市内にあるみなし仮設や南方仮設や施設で生活しておられる方を訪問することが多いです。
地元スタッフのようちゃん・ルミちゃん、えみちゃんは、午前中老人施設におられるHさんを訪問しました。今年はじめての訪問ということもあり、今日もうれしいと泣かれたようです。前の訪問のことも名前も覚えておられ、南三陸のことも関心をもってよく話されていたようです。
Hさん自身から「今度手紙書きますね。」と話し、ご自身の住所と名前と生年月日も書いて下さいました。Hさんが書いたのは今は流されてなくなってしまった南三陸の家の元の住所でした。ふるさとを思う心と人恋しさをいっぱいのHさんの心から「さみしくて心が折れそう」という叫びをしっかり受け取って帰ってきました。孤独とさみしさで張り裂けそうなこころが、今日の訪問と彼女たちの深い愛情で、あったかく包まれたhappy dayであったなら幸いです。
仮設の部屋に飾られて |
午後からは仮設訪問。
素敵な飾りや作品を見せていただきながら、前向きに生きておられる姿や人と人との交流の中で希望のあゆみやグリーフケアが少しずつ行われている様子を垣間見ることが出来ました。
嫁入り前のお人形さんたち |
おひな様 |
また、ある方のところの訪問すると以前お届けした「手のひら地蔵」が仏壇の中央に置かれていました。
ただのモノではなく、いやしと慰め、グリーフケアの助けになっていることを確認できた訪問でした。
大切な家族と共に 手のひら地蔵 |
今日宇根は、東京で開かれた全国社会福祉協議会の集いに招かれ出席しました。 (記:堤)
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