2013年1月10日木曜日

部屋から出られない要因の多い中で・・

 今日も朝から、氷点下の寒い一日でした。HUGハウスがある、三滝堂は、なんと氷点下11度・・、本当に凍えるような朝です。

 今日は、Ⅰ期・Ⅱ期と分かれて立つ沼田仮設住宅でのカフェ開催でした。しかし、朝からの氷点下で仮設住宅内の地面はツルツルで凍ったまま。声掛けに歩いて回っても、カフェにお誘いするのも危ない感じがするほどの足元の悪さでした。カフェ開催をⅡ期の集会室を利用したため離れた集会室まで移動が大変だという事や仕事が始まったということ等もあり参加は5人。



 「全員が出てきたよ、と言うくらいだね」と住人が話してくださいましたが、集まるのも二ヶ月ぶりだという程、集える機会が少ないようでした。寒い季節、氷点下の地面、仮設住宅以外に出歩ける場所の無さ、それに加えて様々な関係性の問題など・・・部屋内にいる時間が多くなる要因が如何に多いことか・・・と実感させられます。
 HUGハウスの活動では、引きこもり防止も大事な一つですが、この寒い季節・仮説住宅という環境・それぞれの生活状況の変化・人間関係等の局面の変化の中で、どのような方法が有効なのか、悩んでしまいます。

カフェ終了前に、住人のひとりが、「こんど、暖かくなったら、自分たちでお茶会、開こうよ!」 と皆さんに呼びかけておられたのは、とても嬉しく思いました。是非、かなうといいですね。                   
一方、カフェ開催と同時にスタッフは分かれて近くの仮設住宅ではない地域を訪問。住宅が残った場所ですが、仮設住宅に限らず一人暮らしの方々もおられ、仮設住宅に限らない「町の課題」を見たように感じました(記:宇根)





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