◆午前中、歌津地区の伊里前(いさとまえ)小学校仮設でのカフェ(写真右)でした。
◆午後は、同じ歌津地区リサーチと新しいスタッフあきえさんのために町ナビをしながら数箇所の仮設と普段あまり行く機会のない海沿いエリアを中心にまわりました。
◆町の中心は、被害が大きかったなりにもガレキはかなり撤去され、更地は整地され、道路も舗装され、徐々に復興している様子を見ることができます。しかし、今日まわったエリアは、未だに震災当時のままのところがあり、道路も壊れたままで手つかずの状態でした。
◆それを見たスタッフは、ショックを受けて帰ってきました。そしてその周辺の仮設に住む方は毎日こんな風景を眺めて過ごしているのかなあと思うと・・・・そう話し、痛みと悲しみを共有していたようでした。
◆地元スタッフにとって、痛みを伴うものですが、心のケアに携わる者としては貴重な体験です。今日味わった痛みや悲しみを丁寧に受け止め、上手に消化し、やさしくいたわり、自分のメンテナンスをする事ができたらいいと思います。
《ちょっといい話》
いろんな方に出会い、向き合う中で、震災のことや辛かったこと悲しかったこと、悔しかったこと、話をいっぱいいっぱい聴いて欲しい人、また反対に話したくない、触れたくない、見たくない、思い出したくない人がいて・・・「人それぞれなんですね。」そんな気づきをスタッフが提供してくれました。
◆「人それぞれ」の思いを尊重した「人それぞれ」に丁寧に向き合いと寄り添いうことができますように。そんな私に成長できますように。(記:堤)
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