2013年4月17日水曜日

「陰ながら応援しています」地元の方から地元スタッフへ、うれしい一言


≪今日の活動≫ 
志津川高校から見た桜と
何もない町の中心
◆今日は午前中志津川高校仮設でのカフェを行いました。久しぶりのカフェでとても喜んで頂きました。震災直後のこと「神も仏もないって思った」とか、振り返って今のこと、「たくさんの方に助けられて、ありがたい。昔は戦争でも震災でも、こんな支援はなかった。」また「助けてもらって申し訳ないけど、私たちはやっぱり昔から仏教。○○宗教が来て困った。」など、本音の部分や、助けにならない支援についても聴かせていただくことができました。笑いあり涙ありでしたが、最後はいつものようにHUGで終わりました。自治会長の後藤さんも仕事の準備の合間をぬっていらして下さりありがとうございました。◆仮設での過ごし方も様々、お嫁に来て初めてこんなことができるようになったと嬉しそうに手芸を楽しんでいることや作品を見せてくださいました。お嫁に来て苦労の連続、自分のことは何時も後回し、自分の時間や自分のやりたかったこと、自己実現とはかけ離れた日々を過ごしてきた方にとって、仮設ではじめて至福の一時を味わえている方も・・・、
◆言葉では語り尽くせない苦悩や痛み、叫びを表現しながら涙をこぼし、話し終えたあとの何とも言えない笑顔。この前も○○さんが訪ねてきてくれて。○○さんですねって、声をかけられて、名前まで覚えてもらっていたなんて・・・・1時間も話しを聴いてもらったの。私ひとりのために。話しを聴いてもらえるって一番うれしい。そう話してくださいました。ケアカフェと個別訪問を通して、一人ひとりと私ひとりのためにという至福の出会いを共有できるようスタッフ一同心がけていきたいと思います。  

《ちょっといい話》
◆あるスタッフは、カフェに参加されない方への訪問も行いました。はじめての出会いで不機嫌そうだったその方に対して、地元スタッフはビビリながらも「コーヒーお持ちしましょうか」と勇気を出して声をかけたら、受け取って下さり、・・・最後はたくさん話をされ、喜んで頂き、美味しかったという言葉もいただくことが出来たようです。スタッフも嬉しかったようです。スタッフの勇気とチャレンジに感謝!!

Yさんの作品
◆また別のところでは、地元スタッフが地元の方から「心のケアは長くかかることはよく理解しています。初めて来てすぐできるものではない。。陰ながら応援しています。」と声をかけて頂いたようです。うれしいひとことと配慮ですね。大きな後押しになります。
地元の人同士で支え合える関係とその輪が広がっていきますように。
今日の出会いに感謝!!(記:堤)




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