2012年4月9日月曜日

旭ヶ丘団地でのワンポイント第二弾

津波に完全に呑まれた2F建マンション左
坂の中腹から撮影
津波を逃れた旭ヶ丘団地には約190世帯が暮らしています。自治会は1班から6班で構成されており、第1班の一軒の家が津波に呑まれたそうです。
坂を登り避難してくる人々の後ろに、家や瓦礫と共に海が迫ってきてた光景は、恐怖以上だったと振り返っておられました。

震災から時間が経つほど、「当時の出来事が鮮明に思い出されて辛い」。最近この言葉をよく耳にします。
ショックや恐怖でブロックしていた心が緩んできた人、様々な思いを閉じ込めておく許容量を超えてしまい溢れ出している人。それは人によって違いがあります。

心のケア第2弾は『なぜ心が病むのか・生きづらいさを感じるのか』。そのメカニズムをお伝えしました。

そこから解放されるために大切なことは『今、ここで自分が味わっている感情』を意識し、言語化することです。
皆さん、その大切さを意識しながら、ご自身を語ってくださいました。

出会ったすべての方が、ご自分の歩調で回復へと向かいますように。どうぞ共に祈ってください。
(記:マドフォ)

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