前回、初めての出会いで震災の体験や重くのしかかっていた思いを話し、それを聴いてもらい「なんか吹っ切れた感じがしました」と一歩前に進めた体験を分かち合ってくださいました。
他者と「どう出会うか」それによって、その人の変化は違ってきます。『他者を生かす出会い』『その人が持っている力を引き出せる出会い』は、まさに心のケアの大切な視点といえます。
午後からは、仮設周りと個別対応。
良夫さん83才 |
多くの方が慣れない仮設住まいや環境。また、見通しがつかない不安感を抱えた生活の継続は、生きる力を弱めていっている現状もあります。
大切でない命などはありませんし、「何ができるから・・」ではなく、命そのもの、存在そのものが尊いものです。それぞれの貴重な体験を通して、人生の意義や意味を見いだしていただければ幸いです。その人のなかにある大切なものを発見できるよう、共に歩みむことをスピリチュアルケアといいます。
HUGハウスが提供している心のケアは、このようなケアを指しています。(記:マドフォ)
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