2012年4月23日月曜日

何度も苦難を越えてきた人たち

今日の南三陸は雨。昨夜から降り続き、HUGハウスの拠点は先だっての暴風で青い屋根が破損、雨漏りとの向き合いから始まりました・・・。

午前は、水戸部仮設でのカフェOpen.

住人さんの手作りハウスに人々が集まり、和やかな時を過ごしました。90才代の女性たちは、津波から逃げる際
「80キロ近くある体重のオラは、息子に背負われて逃げた」「皆に尻を押されながら高いとこまで行った」と当時のことを話してくださいました。
また、ある方は、震災前日に石巻に入院。4日後に息子さんが互いの安否確認のため、病院を訪れてくれたそうです。「この時は、泣けた・・ただただ泣けた」と話してくださる目には、やっぱり涙が浮かんでいました。

年齢が高い方からく耳にするもう年なんだから、津波でもっていかれればよかった」という言葉は、今日出会ったご婦人たちからも聞きました。
与えられた命をどう生きれば良いのか?様々な苦難を乗り越えてきた年代の方たちの応答は、「潔く生ききること。命があ間、知恵を使って生きることかな・・」というものでした。文字通り、何もないところから、何度も始められてこられた人生の重みを味わいます。

午後には、来月予定している他団体とのコラボ、「みなし仮設での炊き出し」の案内配布を行いました。(記:マドフォ)


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