傾聴を提供するには、まず「正しく人間を理解する」ところからスタートします。人間は様々な次元(身体・知的・心理・心・霊的・魂)をもち、これらを総合した存在です。人間のそれぞれの次元に応じてのニーズ・痛み・叫び・ケアと癒しは異なっており、それぞれの次元に適切に応答することがケアであることを理解します。
思いをしっかりと受け止めてくれたハルノコ神父 |
学習後半から、活動を終えたスタッフも戻ってこられ徐々に参加人数も増え、総勢30名近くになりました。
大船渡ベースの方々にとって、被災しながらも心のケアに携わっている、HUGハウスの現地スタッフとの出会いには、意義深いものを感じられていたようです。
傾聴とは、相手を愛することと云えますが、自分の中に様々な痛みがあれば、健全に相手を愛することはできません。人生が一変してしまう大きな災害を受けた方々が、他者を愛せるためには、まず自らが癒されなければなりません。しかし、癒しと自己開示はセットのようなもので、自己開示には痛みも伴います。
このことを勇敢に実践している現地スタッフの存在は、だたそこにいるだけで、今日、出会った方々を励まし勇気づけ、強めてくださいました。
ご自身の被災体験、回復の歩みを語ってくださった姿はとても美しいものでした。
今日の出会いと出来事すべてに感謝!
(記:マドフォ)
ありがとうございました。
返信削除Fr.Garrylp またお会いしましょう!!南三陸HUGハウス拠点でお待ちしています!
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