踏み出した一歩

震災前に塾を営んでいたその方は、３匹の愛犬と長年暮らしていた、この町では有名な方です。

はたしてまた塾を再開できるのだろうか・・再開するにも場所すらない・・亡くなった生徒さんもいる・・心の整理がつかない・・重く苦しい日々。

仮設に移られてからも、このような思いを反芻し続けておられました。そんな迷いや戸惑いから救てくれたのは、やはり教え子だったそうです。
「子どもたちのために、もっと早くに再開しておくべきだった」と。今年1月より、新たな一歩を踏み出し、人生を前に進めました。

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飼い主を亡くしたチビが仮設にやってきまっした。近隣に飼育のプロが在住していて「良かったね」。

飼い主を亡くしたチビ

元気をなくしていたチビとお散歩！コース2週目のチビの要求にも快く応じている姿や話かける姿には、愛と慈しみがあふれていました。
子どもたちと、心を通わせることのできる先生なのだろうな・・と、そんな印象をもちました。

（記：マドフォ）