2012年2月20日月曜日

震災川柳の完成

 旭ヶ丘地区は以前ブログで紹介させていただきました、震災で建物の倒壊を免れた数少ない地域です。

多くの人々がこの地区に避難してきました。
避難生活は、住民さんと被災者さんたちが支え合った日々でもありました。そうした中、そこに集う人々と共に川柳を詠むことで、目にする残酷な光景や体験を徐々に和らげ、人々の絆を強める効果として現れたようです。
旭ヶ丘行政区長の柴田区長の発案が、東北大学の協力によって一冊の本となりました。どの言葉も心に響いてきます。

今日の午前中は神割崎仮設でのカフェでした。昨年夏以来2回目の開催でた。
今年に入ってからHUGハウスが積極的に取り組んでいる心のケアのワンポイント学習も、ここの仮設では初めてのこと。

ポツリポツリと人が集まり、住民さん同士の賑やかな会話もつかの間、「心のケアで大切なこ」とが伝えられると、その後の雰囲気が一変します。
この震災を体験して、現在自身を支となっている力や生きる力となっているものはそれぞれ違っていても、生かされた命に対する真摯な姿に出会う機会となりました。
(記:マドフォ)

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